◆◇桜の古都巡り◇◆
京都観光旅行記
朱塗りの朱雀門を右手に見ながら鳥居を潜って石段を登ると弁財天の祠がある。
京都のお寺には弁財天が一緒に祀られていることがとても多いような気がする。不動明王もよく見るが。
三千院の美人の弁天様は琵琶を手に少しうつむいている。
後は庭木を楽しみながら順路に従って登っていく。
このお寺の境内もとても広い。そして市街地から離れている分、山の生気を感じる。
金色不動堂からさらに石段を登ると白壁に柱や戸の朱色が映える観音堂があり、奉納した人の名が刻まれた小さな観音様が何千何万と並べられている。
天気があまり芳しくないからなおのことなのか、三千院の印象はとにかく苔と葉の深い緑。
ゆっくり見て回ってだいたい1時間。
門を出る前にお茶無料と書かれた休憩所に寄ったら、金箔入りの甘い抹茶飲料と同じく金箔入りのちょっとしょっぱい桜茶を頂いた。