◆◇桜の古都巡り◇◆
京都観光旅行記
渉成園から銀閣寺に行くには河原町正面というバス停から市バス17番に乗れば良い。14停留所目で、銀閣寺道だ。
しかしこの河原町正面がまた、渉成園の入口から見ると敷地の反対側。
結局行きに来たのとは反対側をまた半周するはめになる。
途中でもしかして蕎麦屋か定食屋?という店を見つけたが、近づいてみたらそれは傘・提灯屋だった。
ダメだ、傘と提灯では食べられん。
あまりにお腹が空き過ぎて限界だったので、バス停に着いたとき、バスが来る前にみんなで和菓子を一つずつ食べた。
さっき甘春堂で作って持ち帰った和菓子だ。
私はこの時「ういろ」の水温むを食べたが、もちもちとしてとても美味しかった。ああお茶がほしい。
10分ほどでバスは来た。
銀閣寺までは距離があるので座ることができて良かった。バスは鴨川を渡って北上する。
降りたバス停は銀閣寺道。
後で気が付いたが銀閣寺近くのバス停には銀閣寺道と銀閣寺前があって、銀閣寺前の方が銀閣寺には近い。この間の距離は200mちょっとかな。
そして実際の銀閣寺までは銀閣寺前バス停からも参道を300mぐらい登らなきゃならない。
この時はそんなことは判らなかったので降りた位置で銀閣寺はどっちだろうときょろきょろしてしまった。
いやどっちだろうというのは正確ではない。大勢の観光客がぞろぞろと一方向に向かって歩いていくのでその先には超有名観光名所のひとつである銀閣寺があるのは間違いないと思う。
観光客が列をなして歩いているのはこれまた見事な桜並木の続く水路沿いの道だ。
この水路は琵琶湖から京都に引かれた琵琶湖疏水の一部であり、この辺りは白川疎水通と呼ばれている。
白川疎水通は銀閣寺前から先は桜の名所としても有名な哲学の道となるが、その手前のこの辺りでも十分花見ができる華やかさだ。
左上 バスの窓から見た鴨川、右上 バスの中に貼ってあった祈 安全運行 晴明神社のステッカー
下 銀閣寺道の疎水と満開の桜