左を差す表示板には「御殿・庭園」と記されている。
門を潜るとすぐに建物が見え、靴を脱いで上がるようになっている。そこで拝観料を支払った時に受け取ったチケットの確認が行われ、写真撮影は自由にどうぞと教えられる。
ぞろぞろと観光客が板張りの廊下を進む。
とても外国人が多い。京都の観光地全般に言えることだが、まるで半数近くが外国人なのではないかと思うほどに目立つ。
もちろん半数も占めているわけはないのだが、そう思われるほどに多い。
人種も様々。
中国・韓国人も多いと思うが、金髪の欧米人が多いし、東南アジア、イスラム圏と見える人も決して少なくない。
私が住んでいる東京も日本の中では当たり前のように外国人が多いし、このところ母娘で旅行した
長崎、
函館も外国人の多い国際都市だったが、京都とは比較にならない、そんな風に感じた。