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晩秋の草津旅行記

5.環境体験アミューズメント










 次にからくり映写小屋へ。
 でもここは何も上映していなかった。
 無人。
 隣の湯水の謎小屋では強酸性河川に漬け込んだ釘やコンクリがどんな風になるかを実際に見ることができる。
 ウワサのエコトイレものぞいてみた。
 トイレと言うにはただっ広い小屋の中に四角い箱みたいなトイレがあって、便座がついている。
 カナがのぞきこんで、土みたいなのが入っていると吃驚していた。
 これは地球環境に優しいバイオラックスというトイレで、用が済んだ後も水を流さない。微生物の働きで排泄物を分解する。
 そういえばもう十数年前になるが私は地球環境関連の仕事をしていたのだった。あるとき突然気まぐれで知られたリーダーが、室内の全員に「(荒唐無稽で構わないから)何か環境に優しいアイデアを出せ」といきなり言い出したもので、みんなで小一時間考えたことがあった
 出てきた案の中でリーダーが一番気に入ったのが、後輩の一人が考えたエコトイレだった。ちょうどこんなやつ。アイデアを出した彼女はそれをキャンプ場に設置したいと言っていた。
 ちなみにそのとき私が考えたのは、ビルの屋上全てを緑化するガーデン計画と、光合成する建物の外壁というものだったなぁ。
 そんなこともあった。
 まあ昔のことだ。


■左上 からくり映写小屋の入り口  ■右上 この大きさの釘を草津温泉に沈めておくとどんな風に溶けてしまうかを示した展示品。ちなみに一ヶ月で跡形もなく・・・  ■左下と右下 ウワサのエコトイレ、のぞいて見ると・・・



 先ほど駐車場からも見えた石灰ミルク散布場も近づいてみることができる。
 ここでも理科の実験よろしく、自分で湯川の水、及び石灰ミルク投入後の水のpHを測ることができるようになっている。
 測定用紙は百年石制作小屋でもらえるらしいが、そこまではやらなかった。
 学校でpHが何であるか学んでから来ると、また面白いかもしれない。

 なんだかんだで中和工場周辺で半日遊び、大滝乃湯の駐車場に戻ったときはもうお昼時だった。
 車に戻って直ぐにだださんから電話があった。
 晶ちゃんやえんぴつさんは湯治メンバーと一緒にいるというので、だださんと消しゴムさんと一緒にお昼を食べることにした。
 どこにしようかと思案顔のだださんに、消しゴムさんは「ガス燈は?」と提案してくれた。
 「場所は天狗山通りの方です」





石灰ミルク散布場でも実験が体験できる




2-6草津の洋食レストラン ガス燈へ続く


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