*14*
街時計の練習はカナとレナが入ってすぐに始まった。 本当にタッチの差だったわけだ。 思いついてから迷わず決断して良かった。 パビリオンのドアが閉められてから、横に立っていたスーパーバイザーが私に話しかけた。 「よくここが募集していることをご存じでしたね」 いやぁ、ははは。 そこはそこ。 じゃの道は蛇・・・じゃないや、亀の甲より年の功・・・って、これも不適切だ(笑)。 この回は何故か姉妹が多かった。 カナとレナの他も二人姉妹や三人姉妹。 |
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ダンスはキッザニア東京と同じ。カナとレナはもうよく知っている振り付け。 |
でもパビリオンの何箇所かがガラス張りで、キッザニア東京よりはるかに練習風景がよく見えるのが嬉しい。 |
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そうそう、街時計のお土産もキッザニア東京と同じペーパークラフトの日時計だったんだけど、 |
その日時計に印刷されたパフォーマーたちの衣装は甲子園はちゃんと甲子園バージョンの衣装なんだよ。 |
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小さな宅急便屋さんたちを目撃。 ちょうど橋の下の1階の通りに緑と黄色の宅配センターの車が停まっているのが見えるでしょ。 実はこれ、4月になってから走っているところを見かけなくなったと噂になっていた。 ずっと台車の回のみだったらしい(通常は車の回と台車の回が交互) 掲示板でけーママさんが教えてくださったがキッザニア甲子園の宅急便車は故障していたんだそうだ。 なおって復活するまで3ヵ月ほど掛かるそうだけど、夏休みには車に乗っての宅急便のお仕事ができるようになりそうだね。 |
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2時45分。 高らかに音楽が鳴り響き、劇場の正面入り口からパレードの一団が出てきた。 まもなく閉園。 キッザニア東京では以前はパレードも街時計の最終回も存在しなかった。 でもこの二つのお仕事ができたことで、ずいぶんと終盤の求職者の救済になったと思うし、何より閉園のめりはりができた。 キッザニアには沢山のお仕事があるけど、今日のような思い入れの強い日は、最後にパレードか街時計の最終回を選ぶと、より感慨深い閉園になるような気がする。 |
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さて、こちらもダンスの練習は終り、いよいよ本番に向けて衣装を着用する。 もうすぐ・・・もうすぐ本当の閉園だね。 最後のお仕事、立派に務めあげてね。 |
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