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キッザニア X キッザニア キッザニア甲子園体験レポート 行ってきました次の日も

*15*



キッザニア東京の街時計の最終回が、通常の40分募集ではなく、35分募集となっているのにはわけがある。

街時計は必ずプロカメラマンの撮影が入るパビリオンなのだが、通常の回が本番終了後に撮影するのに対し、最終回は本番時点で閉園を迎えてしまうため、撮影を先に行う必要があるのだ。
先に撮影してから本番となるので、その分5分前倒しに募集する。

当然、キッザニア甲子園とて条件は同じはず。

今日は40分ぎりぎりまで募集してくれたからこそカナとレナも入ることができたのだが、本当に40分まで募集していて必要な作業を全て終わらせられるかはちょっと心配だった。

大通りを一周してパレードの行列が劇場に戻ってくる。
さあまもなく街時計最終回も本番を迎える・・・



最後の練習。

みんな、本番はばっちりかなー?


私は気付かなかったのだが、この前か後、とにかく練習後、本番前のタイミングで、一人脱落者が出たらしい。

姉妹で来ていた下のお子さん、お母さんの姿が見えなくなったので泣き出してしまい、結局本番を踊ることができなかったそうだ。

本番終了後にお母さんに抱っこされて戻ってきて、スーパーバイザーに「本番はできなかったけど練習のお仕事は頑張ったから」とお給料とお仕事カードをもらっていた。

ちなみにどのお仕事でも途中でできなくなってしまうことは、小さいお子さんにはよくあることなのだが、キッザニア東京ではこういう場合、渡されるのがお仕事カードだけで、お給料は無しというパターンが多いようである。
東京と甲子園の違いというよりは、担当のスーパーバイザーの裁量に任されているのかもしれないが。




というわけで、街時計を(遠目ながら)鑑賞するベストスポットに来てスタンバイしてみた

時間になって最後の刻を知らせるパフォーマーたちが出てきた



そうそう、街時計のお仕事がなんたるかをまだ書いて無かったっけ。

街時計とは、ダンスで時間を告げるパフォーマンスを行うパフォーマーのお仕事だ。

始まりと終わりに鐘を鳴らして、音楽に合わせてダンスパフォーマンスをする。

キッザニア東京の街時計は、キッザニア出入り口(飛行機のある辺り)の対角線上にある中央広場から見上げる2階のバルコニーで行われるが、ギリシャ風というかなんというかバルコニーの白い柱が太くて邪魔で、かなり背の高いお子さんでないとほとんど顔が見えないという欠点がある。

小さいお子さんにも人気のお仕事なのに、踊っている姿がほとんど見えないとは(笑)。

そこでこの甲子園の一工夫。
柱は金属で細く、しかも安全面から隙間にも透明アクリル板を貼ってある。
小さいお子さんでも安全かつ、表情などかなりよく見えるようになっている。



せっかくよく見えるようになったので、遠目のベストスポットはやめてもっと近づいてみよう。

この画像はかなり近づいて見上げて撮影。

やっぱりこのくらい柱が細いといいなぁ。



ダンスが終わり、夢の終わりを告げる鐘が鳴り響く・・・

時計の針は既に3時を回ろうとして・・・



私たちの長い長い二日間も終わろうとしている。



閉園のメロディーがこんなに物悲しく聞こえたのは初めて。

私は東京に住んでいて、オープン前からキッザニア東京というテーマパークができるらしいということは小耳に挟んでいたけれど、何だかオープン当初は土日の予約はいっぱいみたいだし、特にテーマパークマニアでも新しもの好きでもないし、そのうちもっと空いてきたら話のタネにでも行ってみようかなと思っていただけだった。

それがある日同級生のお母さんから、「年齢制限が中学生までであるだけじゃなくて、一番喜ぶ年齢は小学校中学年までらしい」って聞いて、日々大きくなってしまう子供たちをもっと早く連れていけば良かったと後悔しないように、慌てて学校の平日休みに行ってみた。

そしてその後はご覧の通り。

だけど、既に、初めて行った時はキッザニア東京ができて半年以上経っていたので、私はキッザニア東京がオープンしたとき、どんな風だったか知らない。

だからこそ、
だからこそキッザニア甲子園のグランドオープンに立ち会えたのは嬉しかった。
感激だった。
キッザニア甲子園が生まれて産声を上げて歩き出すのをこの目で見ることができたようで。

ありがとう、この楽しい目の回るような二日間を。



これからどんどん進化していくキッザニア甲子園だから、明日にはもう私が体験したときとはいろいろなことが違っているかもしれない。

でも、今ここでこうして過ごした時間はこのままずっと。



・・・ちょっと感傷的になって、とりあえず退園前にたった今さっき撮影してもらったはずの街時計の写真を買おうと思ったら・・・

無い?
無い?

私だけじゃない。同じ回で街時計を体験したとおぼしき家族がみんなプロカメラマン撮影の写真ラックを回りながら無い無いと言っている。



「すいませんー、まだ現像が間に合わなくてですね、もうちょっとお待ちくださいー」と売場のお姉さん。

待ってる・・・待ってるけど・・・まーだー?

結局「お待たせしましたー」と写真が届いたのは閉園時間を20分近く過ぎてからだった。

そりゃまずいだろう〜。
やっぱり撮影が遅すぎたんだよー。
40分まで街時計最終回の募集締めないのは無理があるんじゃあ・・・

私たちは40分募集でラッキーだったけど、絶対遠からず35分と明記されるな、とそのとき私は思った。
そして実際に翌月にはそうなったようである。



そして退園。

昨日と今日の成果は、

【カナ】
ホテル(宿泊)、ペットショップ、銀行(客)、銀行員、ポストレコーディングスタジオ(声優)、ファッションデザイナー、ベーカリー(メロンパン)、ガラス工房、証券会社、阪神電車(車掌)、ホテル(バンケット)、印刷工房(ポストカード)、デザイン教室(シール作り)、モデルハウス、壁画、テレビ局(クイズ出題者)、電子マネーセンター、デパートショッピング、街時計

【楽しかったお仕事三つ(順不同)は、ホテル(宿泊)、ホテル(バンケット)、テレビ局(出題者)】


【レナ】
ベーカリー(メロンパン)、印刷工房(ポストカード)、ポストレコーディングスタジオ(声優)、自動車工場、すし職人、食品開発センター(焼きおにぎり)、デザイン教室(ガラスペイント)、ガラス工房、阪神電車(車掌)、ペットショップ、理容師、銀行(客)、壁画、阪神電車(運転士)、マヨネーズ工場、テレビ局(カメラマン)、電子マネーセンター、デパートショッピング、街時計

【楽しかったお仕事三つは、阪神電車(運転士)、印刷工房(ポストカード)、ポストレコーディングスタジオ(声優)】


甲子園は遠いけど、次はぜひ一周年ごろを目指して計画したいな。
きっとね。

キッザニア甲子園のレポートはこれで完結ですが、このキッザニア甲子園前後の旅行記(USJ、海遊館など)も作成予定です。こちらは始り次第、レポートの目次やこの頁からリンクを張りますのでよろしく!

なお、ここに掲載した情報は2009年3月時点のものです。
以降のパビリオン・ルール等の変更につきましては、キッザニア甲子園パビリオン紹介の頁等で最新情報をご確認ください。


キッザニア体験レポ この後は新幹線の時間まで海遊館へ続く予定

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