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キッザニア X キッザニア キッザニア甲子園グランドオープン体験レポート

*14*



閉園が近づくと、あちこちのパビリオンで「CLOSED」と書かれた札が下げられる。

キッザニア東京では「受付終了」などと日本語で書かれているが、キッザニア甲子園では「CLOSED」で統一しているようだ。
札の色は何種類かある。
おそらくお仕事カードの裏の色のようにお仕事の内容によってグループ分けしてあるのだろう。



キッザニアでは閉園ぎりぎりまで各パビリオンはお仕事する子供を受け付けているわけではなく、閉園時間には最後の回が終了するように計算して、最後の回の定員がそろった段階で受付を終了する。

つまり、人気があって常に2回先、3回先まで並んでいるようなパビリオンだと、閉園1時間以上前に終了札は下がるし、人気が無くて定員割れているパビリオンでも、所要時間が30分なら、誰もいなくても閉園30分前には終了札が下げられる。

この日はぎりぎりまで子供たちの後を追って走り回っていたので、どのパビリオンが何時頃札を出したかは判らなかった。
ただ、閉園30分ぐらい前に気がつくと、目に着くパビリオンのほとんど全てに「CLOSED」札が下げられていた。



話は少しさかのぼって・・・

さっきレナが阪神電車を諦めて、デザイン教室に入る前に立ち寄ったガラス工房ではカナがサンドブラストによるガラス瓶への絵付けを体験していた。

まず絵柄を選ぶ。
ウルバノやビータやヤシの木や桜の花びらのモチーフがあるので、その中から一つ好きなものを。

難易度が高いのは桜の花。
他のものはそのまま一枚ぺらっとガラスに貼れば良いようだが、桜だけは自分で五枚の花びらをバランスよく並べなくてはならない。
シール状のモチーフを瓶の好きな場所に貼ると、後はスーパーバイザーがビニールカーテンの中にある機械で砂を吹き付けてくれる。
シールのステンシルになった部分を砂が削り、模様を描いてくれる。
後はシールを綺麗にはがせばできあがり。
ビータのまつげなど、細かいところをはがすのは少々難儀するらしい。




ガラス工房はプレオープンのときにはまだクローズしていたということで、グランドオープンから稼働し始めたのかもしれない

とっても可愛いお土産になる。
割れないように包んでくれるぷちぷちもハート形で凝っていた。



5時10分に、カナはガラス工房を終えて出てきた。

特に目当てもなく2階に上ると、ちょうど証券会社が男の子一人きりで始まるところだった。

「カナ、証券会社、やらない? ここもキッザニア東京には無いパビリオンだよ」

さっきも書いたが、この時点では私はまだ東京もビジネススクールが無くなり、証券会社になるとは思っていなかった(うすうす知ってはいたが、確信をもっていたわけじゃなかった)。

「うーん・・・」
彼女はちょっと迷ったが、目の前で待たずにすぐに入れそうなのを見て決心したみたいだった。
「やってみる」



ATMでお金(キッゾ)を下ろす子供たちを取材するマスコミ陣。
いやぁーホントに今日は三歩歩けばマスコミにあたるわ。

キッザニアのATMは入金は不可、お金を下ろすことしかできない(入金したければ銀行へ)。
銀行口座を開いた時に渡されたキャッシュカードを挿入して、適当な番号を四つ押せば引き出すことができる。
適当な番号というのは、1234でも7777でも。
毎回違う番号を入れても大丈夫。



ウルバノハウスのボールプールではしゃぐけんとくん発見!

そういえばウルバノハウスの紹介がまだだっけ。

ウルバノハウスは他のパビリオンとちょっと違って、小さいお子さんが保護者と遊ぶ場所。
いわゆるまだキッザニアで遊べない年齢のお子さんや、キッザニアのお仕事に疲れた幼稚園ぐらいのお子さんが息抜きするところ。

先日新設パビリオン動物病院のために一部つぶされて益々狭くなったキッザニア東京のウルバノハウスと違って、キッザニア甲子園のウルバノハウスは全部で四室もあってとっても豪華なのだ。

このボールプールはバスルームという設定らしい。




クッションのあるここはベッドルームかな

おもちゃ満載のここはリビング




おままごと用品の揃ったこちらはキッチン
流し台まであって本格的だぞ〜。

同じくキッチンの反対側の壁。
でも思えばキッザニア甲子園には「幼稚園パビリオン」が無いからウルバノハウスを充実化するしかないのかも。




ウルバノハウスのある通りをさらに奥に進むと、今度は大人専用のペアレンツラウンジがある。
キッザニア東京と内容は同じだ。
奥の方にパソコンを置いたテーブル席がいくつかとテレビモニター。
画像では映っていないが、手前の方に雑誌を備えた本だなと、ドリンクコーナー(有料)がある。
ちなみにキッザニア甲子園のペアレンツラウンジからは街時計は見えない。

ペアレンツラウンジの手前は街時計パビリオン。

子供たちの衣装と帽子が見える。
東京の衣装とは全然違ってる。



カナが証券会社でお仕事中、レナのデザイン教室が終わり、1階へ降りてきた。
レナがやりたいことはもう決まっている。
今度こそ商店街だ。

ペットショップの方が混雑していたので、彼女はガラス工房に並んだ。
またもや20分待ちと言われるが、もう今更どこに並んでも最後のお仕事になるのは間違いない。

時間は現在5時17分。



この隙に私はポストレコーディングスタジオのお土産であるDVDをちょっくら引き換えて来よう。

DVD引き換え場所は楽屋前だった。

DVDそのものはビータのイラストが入った可愛いものだったが、このDVDを回ごとに分けてあるケース・・・あまりにも手作りくさくないか?(笑)



DVDを入手して再び商店街に戻ってみると、あれれ? レナだけでなくずいぶんとガラス工房に並ぶ子供が増えている。

残り時間と定員を考えるとこんなに入れるの?

心配した通り、やっと列が長くなっていることに気づいたスーパーバイザーが出てきて「ごめんなさい、もうあと二人しか入れないんですよ」と申し訳なさそうに伝えると、後ろの二人の子供たちはしょんぼりと諦めて去っていった。


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