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さて、レナが食品開発センターで冷凍食品の焼きおにぎりを作っているとき、J父さんが「今なら阪神電車の待ち時間が10分程度だよ」と誘いにきてくださった。 ちょうどJくんが並んでいるのだそうだ。 そうだ、阪神電車。 レナの一番希望だったはず。 今日は次の仕事を探す度、実は何度も阪神電車に足を運んだものの常にタイミングが合わず40分以上の待ち時間だったのだ。 こうなると阪神電車の空きが埋まる前に何とか食品開発センターが終わってほしいと、私はげんきんなことを考え始めるようになる。 食品開発センターは、阪神電車から最も近い場所にあるパビリオンの一つだ。 どうか間に合いますように! |
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おにぎりの形ができたら刷毛でしょうゆソースをぬり、瞬間冷凍機に入れてレバーを引く |
するとシュ〜ッと真っ白になり、一瞬にしておにぎりが凍りつく |
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真っ白だ。これをスーパーバイザーがちょいちょいと刷毛で払うと表面の氷が取れておにぎりが顔を出す。 |
電子レンジで解凍してできあがり。温かいご飯でおにぎり作り→冷凍→解凍という流れは面白いような無駄なような。 |
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とにかく完成した焼きおにぎりを手に出てきたレナの手を引き速攻で阪神電車へ!! いそげ〜っ。 しかし、阪神電車はちょうどJくんたちの回が始まろうとしているところで、その回は既に定員が揃っているということだった。 「40分ぐらいお待ちいただけますか?」とスーパーバイザー。 ・・・40分かぁ。 今の時間が4時47分。ということは閉園まであと1時間10分強。 貴重な甲子園での体験時間だから、うまく回せばあと2つぐらいお仕事が体験できそう。 う〜ん、悩む。ここで電車に40分待って今日の終了にしてしまうのはもったいないか。 「やっぱりやめておきます」 「でも次の回がもう今日の最終のご案内になりますよ」 もしキッザニア甲子園の予約が今日一日だけだったら、絶対にここで並ぶべきだろう。 でも私たちにはまだ明日がある。 明日、もっと待ち時間の少ないチャンスを狙って再度阪神電車にチャレンジしよう。 明日はもっと待ち時間が長いかもしれないけど、まあこれは賭けだ。 ちなみにこの後の最終回は、ゴンザレス君が阪神電車を体験したようだ。 そして、さっき疲れたからとベーカリー前の座席で、ママに抱っこされたままうとうとしていたけんとくんも、最終回の電車のお客さんとして参加したのだった。 |
阪神電車を諦めたレナは、さっき待ち時間が長かったガラス工房へ。 するとそこではちょうどカナが体験に入るところだった。 カナの回をまるまる待つとなると、ここでも20〜30分待ち。 ガラス工房も次に回した方が良さそうだ。 |
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商店街に来たついでに、さっき紹介し損ねた、外からのガラス越しの花屋。アイスドライフラワーのブーケ作り。 |
そして隣のはんこ屋。 花屋とはんこ屋はガラス越しに見学可能。 |
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こちらはカーライフサポートセンター。 車のメンテナンスをする。 お仕事内容はキッザニア東京といっしょかな? ただキッザニア東京では少し離れたところで仕事をするけれど、甲子園では目の前で仕事をしてくれるので見学しやすい。 しかし今日はどこもかしこも取材陣だらけ。 |
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火災現場に急行した消防隊も発見。 |
放水開始!! |
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で、まわりまわってレナがやってきたのは2階のデザイン教室。 キッザニア東京のデザイン教室は、壁画、シール作り、イーゼル画のいずれかを選ぶが、キッザニア甲子園のデザイン教室は、壁画パビリオンが体験ではなくお仕事パビリオンとして独立しているので、シール作りとガラスペイントの二種類が体験できることになっている。 シール作りは東京と共通だが、ガラスペイントは甲子園オリジナル。 もちろんここは、即入れる。 |
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デザイン教室のユニフォームはキャスケット(帽子)を、ピンク、黄色、水色、黒の四色から選べる。 ところで甲子園ができてから、キッザニア東京でもキャスケットをかぶるようになったらしい。 レナはバッチェをぬることに決めたようだ。 バッチェだと洋服を着ていないから色が決まっちゃってオリジナリティが出せないんじゃないの? なーんて親の思念は届かず。 ガラスペイントの壁画との違いは、黒い縁取り線をぬりつぶしてしまっても、ガラスの裏からぬっているので表から見たら問題ないってことらしい。 |
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最後に完成した絵と記念撮影してくれる。 もちろん写真はお土産として頂けるよ。 |
レナの塗ったバッチェ。 閉園まで残すところあと45分・・・さあいよいよラストスパート。 |
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キッザニア甲子園体験レポ グランドオープン14へ続く
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