キッザニア X キッザニア ハートフルキッザニア2009

*06*




日頃は靴を脱いで入るウルバノハウスだが、このときは土足可能なように赤い絨毯を敷いていた。
ライヴステージのお仕事が終わった後のことはもう考えていた。
そろそろ時間は1時50分。
そう、ちょうどウルバノハウスでキャラクターと一緒に写真撮影が始まっているはずだ。

後はどうやって二人をこの企画に引っ張り込むかだが・・・。

カナにはちょっと1年後のわたし企画の情報を見せてある。
ただ、まだやるかやらないかの返事は聞いていなかったし、何よりさっきウルバノとビータと写真を撮ったばかりだから、もう一度改まってやる必要は無いんじゃないのと言われるんじゃないかと思っていた。

そこで、
「ちょうど今、ウルバノハウスでキャラクターの誰かと写真を撮れるのよ。カナとレナはさっき撮ったけど、ママはまだ誰とも撮って無いの。ママと一緒に撮ってくれるかなぁ〜?」
「いいよ」
あっさりOKをもらった。

「今日のキャラクターは誰かなー?」
「ウルバノだよ、ほら、あそこにいる」


ところでさっきのライヴステージに話を戻すけど、ほら、ライヴステージってお土産にみんなでステージ衣装を着てポーズを取った写真をくれるじゃない。
あれを見て、「笑ってないのは私たちの顔だけだねぇ」とやけに嬉しそうなカナとレナ。

・・・アイドルアーティストの仕事をしたはずなのに、笑顔で写真に写らないことを自慢するとは・・・それって人間的に間違ってないか? キミタチ!



キャラクターと写真を撮ろう企画だが、先着20名となってはいるけれど、まあまず誰もお客さんがいないだろうなとは予測していた。

その理由は・・・
  • キャラクターはその辺をグリーティングして回っているので、何もわざわざここで記念撮影をしたいと思う人は少ない
  • 子供がお仕事のユニフォームを着ないんじゃやってもしょうがない
  • 記念撮影する暇があったら、ひとつでも多くのお仕事がしたい
  • 写真代千円がもったいない
  • キャラクターがランダムで一人しか来ないのがつまらない
等々があげられるだろう。

この辺は逆に、日替わりでお仕事のユニフォームを用意してみる(大人の分まであれば人気沸騰間違いなし)、キャラクターは常に三人(二人と一匹)揃える・・などの工夫をすれば、絶対にもっと流行ると思う。

で、実際にこの企画に参加してみて思ったこと。
  • 空いているのでとても丁寧にしてくれる
  • ほぼ個室状態(ウルバノハウスに他にお客さんがいなければ)で、キャラクターと好きなだけべったりグリーティングができる
  • お仕事できない乳幼児や保護者などもキッザニアらしいプロの写真を撮ってもらえる
などのメリットがあった。
特に、なかなか勇気が出なくて通りをふらふらしているキャラクターにアクションできないシャイなお子さんにもお勧めかも。
いわゆるミートミッキー風に使うのも有りだと思った。

で、出来上がった写真は、子供たちがお仕事中に撮影してもらったプロカメラマンの写真と一緒に張り出される。
後は買うも買わないも自由だ。



写真撮影を終えて1時53分。
閉園まで1時間と少し。
「すぐに始められるお仕事を選べば・・・そのあとレンタカーぐらい乗れるかも」
ついでに母は1年後のわたしに割く時間も計算する。

そして結局ウルバノハウスのすぐ隣、出版社のマンガ家を選んだ。
15分ぐらいの待ち時間と伝えられる。

15分の待ちならいいや。
なんだかんだで今日は食品開発センター以外は全て待ち時間ゼロで回っているので。



劇場では1号ちゃん、じゅじゅちゃん、3号ちゃんのオズの魔法使い本番上演中。

私が入口のところでちょこっとこれを撮影して戻ろうかと思ったら、背後にじゅじゅはるさんとらいたんさんが立っていた。

二人して、「自分の子供の出番が終わったとたん劇場を出る怪しいやつ」と互いを指して笑っていた。
うん、十分怪しいぞ。



閉園1時間前というと・・・もう次々とおもだったパビリオンが募集を終了する時間帯。

この頃大通りを一周すると、
  • お菓子工場-受付終了
  • ボトリング工場-受付終了
  • 電力会社-受付終了
  • 歯科医院-募集中
  • 料理スタジオ-募集中
  • 科学研究所-募集中
  • ビューティーサロン-募集中
  • ハンバーガーショップ-意外にもまだ募集中
  • キャビンアテンダントとパイロット-受付終了
  • フォトスタジオ-受付終了
  • ガードマン-目の前で受付終了札に返される
  • 警察官-受付終了
  • 消防署-受付終了
  • 建設現場-受付終了
  • インテリアプランナー-受付終了
  • ソフトクリームショップ-受付終了
・・・と、だいたいこんな感じだった。





2階へ戻ると、カナとレナが出版社の仕事に入るところだった。
この時点ではまだ出版社は閉め切られていないが、あと3人ぐらいしか空きは無い。
ここが終了するのも時間のも問題だろう。

出版社では表情やセリフの一部抜けた原稿を完成させる。
チョコミミ、ワンピース、株式会社ラブコットンと三種類あって、カナとレナは最近はラブコットンがお気に入り。



ソフトクリームショップでは、何故かはるくんがソフトクリーム型のライトに頭突きしていた。

らいたんさんもやってきて、はるくんに、如何にして大きなソフトクリームを作れば良いかレクチャーしていた。
「いいか、こう、1、2、3でー」
その真剣な様子に爆笑だ。

でもその甲斐あってか、はるくんはずいぶんと大きなソフトクリームを作っていたよ。

画像にマウスを置くと、はるくんが作ったソフトクリームが見られる。
らいたんさんのレクチャーのおかげで確かに他の子のソフトクリームよりかなり大きかった。

ちなみにソフトクリームもハートフルキッザニアアクティビティ



カーエリアとお土産ショップ(出口)の間には、1年後のわたし受け付けコーナーができていた。
客寄せはしているようだが、がらがらで誰も体験していない。

うんまあこの時間帯は、子供たちはみんな最後のお仕事に滑り込もうと必死だから。
ここが混むのはもう少しあと。ほとんど全部に募集終了札が出てからのはず。

私はこのコーナーで質問したいことがあった。
「あのう・・・1年後のわたしの販売時間は1時半から2時45分となっていますけど、これ、多少時間がオーバーしても大丈夫ですか? というのは、今、まだ子供がお仕事中でして、2時45分には間に合わないかもしれないので・・・」
「大丈夫ですよ。もう少しぎりぎりまで受け付けていますので。3時少し前ぐらいなら・・・」

よっしゃあ。
これを確認しておけば安心。
何しろ今お仕事中なのはその通りなのだが、そのあとレンタカーに連れて行こうと画策しているから。
たぶん2時45分には間に合わない。
でも3時前には来られるだろう。

え?
せこすぎ?


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