*08*
7時40分ごろに見に行ったら、三人組ガールズはトラベルセンターに並んでいた。 レナのカーデザイナーがタイくんの時のようにさっさと終われば合流できると思ったが(レナは合流したがらないかもしれないが)、レナたちのカーデザイナーの仕事は以前のカーモデラー同様果てしなく長くかかり、その間にトラベルセンターの仕事は始まってしまった。 今回の特集国は香港。 内装もニュージーランドからがらりと変わっている。 大陸ごとに国を移動していけば、次はカナダかエジプトだと踏んでいたのだが、私の当ては外れた。 ちなみにこの頃私は2階のラジオ局でムーミンままさんを見つけていた。 ななちゃんとじゅじゅちゅんがラジオ局でお仕事していた。 実は今日はじゅじゅちゃんの誕生日。 ラジオの最後にDJたちが特別プログラムで「お誕生日おめでとう!」と声をそろえた。 粋な計らいだね。 |
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トラベルセンター今回の特集国香港はどんなところかな? |
夜景がきれいで食べ物が美味しいところ? |
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こちらはレナのカーデザイナー。デザインして色を普通にぬるだけでなく、こすってぼかしたりといろいろやっていた。こするのに使うのはクレヨンの粉と綿。 |
とっても楽しそうじゃん。 カーデザイナーはまだカナも未体験のお仕事だしね。 |
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ようっやくレナの仕事が終わったのは7時57分。 おいおい、同時にスタートしたカーモデラーの方はとうの昔に終わっているよ。 そこでギクッとする私。 思わずスーパーバイザーに声をかける。 「あのー・・・このカーデザイナーもエコスタンプを頂けるお仕事なんですよね?」 「いいえ。スタンプを差し上げるのはカーモデラーだけなんですよ」 なんですと! カーモデラーとカーデザイナーを合わせてカーデザインスタジオと言う。 エコキッザニアン・スタンプカードには、「カーデザインスタジオ」としか記載されていない。 確かにカーデザインスタジオはエコアクティビティそのものではなく、お仕事で作ったものを持ち帰る袋をもらわないようにしたとき該当するパビリオンとなっているが。 が、何かを持ち帰るの持ち帰らないのなんて、リピーターでもなけりゃ基本的にやる前から判るものでもない。 これしか情報がなくて、時間を掛けて(場合によっては待ち時間も掛けて)やり終わってから実は対象外ですと言われたら泣くよ。 「だったらカーモデラーの方、やれば良かった〜」とレナ半泣き顔。 そりゃそうだよねー。カーモデラーも定員割れしていたんだもの。 ごめんごめん、私のミスだ(キッザニアも不親切だと思うが)。 「大丈夫。デパートでエコグッズをひとつ買えばスタンプはもらえるさ」 |
というわけでデパートにやってきた。 今回は買う前にスーパーバイザーに確認する。 「デパートで何か買えばスタンプを頂けますか?」 「対象となっているのはエコ関係の商品のみです。マークがついている商品ですよ」 |
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レナはもともと今回、姉のカナにお箸を買ってあげる約束だった。カナが今使用しているお箸もキッザニアデパートで買った商品だが、納豆好きの彼女は納豆専用の箸も必要とするのだ(ねばねばするので別々に使いたいらしい)。 |
で、ちょうど70キッゾのお箸はまさにエコ商品だったわけ。一石二鳥。 この画像は50キッゾのエコバッグ。三色あるよ。お値段的にも狙い目だね。 |
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デパートで無事スタンプを集め終えて、マフラー引き換え券でもあるチームマイナス6パーセントエコ宣言用紙をゲットして自由になったレナ。 時間は8時3分。 閉園1時間を切っている。 まずはカナたち3人組がトラベルセンターを終えたら行くと言っていて、じゅじゅちゃんななちゃんも合流するはずのパレードダンサーを勧めてみた。 この時点ではまだ8時20分にパレードダンサーを募集する楽屋前に並んでいる子供はいなかった。 しかしレナは首を横に振る。 そうだった。彼女はパレード、ライヴステージといった人前でダンスを披露するお仕事は苦手なんだっけ。 これで合流すればカナたちと仲直りできるかと思ったけどそうはいかなかった。 ちなみにラジオ局を終えたじゅじゅちゃんとななちゃんは楽屋前にきて、パレードダンサーではなくその場で募集していたマジシャンの仕事に入ったそうだ。 たぶん今からのマジシャンではパレードには間に合わないだろう。 とにかくレナの最後の仕事を見つけなくてはならない。 もうそこら中でおもだったパビリオンは募集終了札を出している。 「2階に行ってみるか」 特に当てがあるわけではなかったが、2階には穴場も多いと私たちは階段を上った。 すると、意外にもまだ病院にはひとつも終了札が出ていなかった。 |
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病院パビリオンには五つのお仕事があり、それぞれ
2階のパビリオンでは断トツで人気があり、しかもカーエリア同様受付が一本なので、まずはそこに並んで希望を聞いてもらい、それから個々のお仕事を待つ病院内のベンチで並んで待つことになる。 つまり二重に待ち時間が発生するので、もう病院前の長い列を見ただけで嫌になってあきらめてしまう子供も多い。 個々のお仕事の定員も2〜4名のものが多く、回転もあまりよくない。 この時間帯にひとつも閉め切られていないのは珍しかった。 こういう日もあるのだ。 レナが病院受付の列に並ぶと、目の前で赤ちゃんのお世話の受付が閉め切られた。 赤ちゃんのお世話(新生児室)募集終了札を入口の看板に張り付けたスーパーバイザーは、病院の求人は全てあわせて、あと7名ですと告げた。 |
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レナが並んでいるのは7番目だった。 ちょっとホッとする。お仕事内容を選びさえしなければ、とにかくどこかに入れることになる。 さらにもう何人か希望を聞いたところでスーパーバイザーは、今度は救急救命の募集を締め切った。 残るは開腹手術、内視鏡手術、薬剤師のみだ。 レナの後ろにも数人の子供が並んだ。 もうこの子たちは入れないかもしれない。スーパーバイザーがあと5人ですと告げる。 無情だ。しょうがないけど。 さて、レナに何がやりたいか聞いてみると「内視鏡手術」とのこと。 好きだねぇ、あなた、内視鏡手術。 将来医者に・・・は、無理だな。ははは。 そうしている間に開腹手術も閉め切られた。 すると、ちょうどレナの前に並んでいた子二人を、お母さんが連れ出した。 「まだライヴステージが閉め切られていなかったわ。あっちにしましょう」 二人抜けたのでレナの後ろあと二人まで入れることになった。 後ろの子たち、諦めずに並んでいて良かったね。 |
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ようやくレナの順番がきた。 「待ち時間は10分ほどで、内視鏡手術のお医者さんか薬剤師のお仕事が残っていますが」 「内視鏡手術、やります」 |
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キッザニア東京体験レポ エコキッザニアン・スタンプラリーでマフラー貰おう9へ続く
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