キッザニア X キッザニア 夏休み混雑のキッザニア2

*04*





上の2枚の画像は科学研究所体験中のSちゃん。

さて、11時34分に、カナに先駆けてレナが出てきた。
カナの方はまだじっくりと色を塗っているようだ。

レナはまずデザイン教室の向かいのビューティーサロンに行って聞いてみた。
未体験ワークを中心に体験することをルールとして定めている我が家だが、もうほとんどやり尽くしている中、ビューティーサロンは何種類も仕事がある。

どれでも良いつもりで望んだが、一番短いお仕事でも50分待ちといわれて諦めた。

そう、今日は夏休み。
なんだかんだで混雑しているのだ。



次に歩いていて目を留めたのは警備センター。
ガードマンはレナのお気に入りの仕事だったし、定員5人の所4人しか並んでいない。

けれど「今ならあと一人だけ次の回に入れます。30分待ちです」と聞いてレナは断った。

今日の30分待ちは決して長くないと思うが、レナにとっての30分は長いらしい。

「どこかあまり待たないところは無いの?」
「うーん・・・ラジオ局なら空いてるんじゃないの?」
「何でまたラジオ局行かなきゃならないの」と、先月ラジオ局のDJを体験したばかりのレナは言ったが、結局これというものが見つからず、ラジオ局へやってきた。

待ち時間は10〜15分ほどという。
レナは並んだ。

ラジオ局の定員は8名で、場所が目立たないこともあって結構空いている。
8名の内訳は、番組をしゃべるDJが6人、進行ディレクターが1人、音響が1人だ。
今回レナはラッキーにも未体験の進行ディレクターを勤めることができた。
結果的にはラジオ局に来て良かった。



レナをラジオ局に置いて1階に降りると、ちょうどそこにデザイン教室を終えたカナがうろうろしていた。

「何をしたらいいの?」
「何でもご自由にどうぞ」
「どれをしたらいいか判らない」
「だから何でもいいって・・・レナはラジオ局にいるよ。今ならまだ入れるかも」
「ラジオ局やだ」
「あっそう。だから自由に選んでいいんだって」

カナは決めない。
自主性がないのか、おい。
困って、どうしても決められないって言うならカーエリアに並びなさいと言った。

カナの未体験ワークは、ボトリングとガソリンスタンドとカーメンテナンス。
今日の混雑でボトリングに並ぶのは、相当やる気がないと無理だし、そもそもやる気がないから最後まで残っているわけで(カナは炭酸嫌い)、ボトリングはまず却下だ。

カーエリアには残るガソリンスタンドとカーメンテが揃っているので連れてきたのだが、カーエリアは2階の病院同様、とにかく個々の受付のためにまず一列に並ばなくてはならない。
つまり待ち時間が二重に掛かるので非常に効率が悪い。

カナはぶつくさ言いながら一度はカーエリアの受付に並んだが、自分の順番が来る直前に列を抜けた。
「やっぱりやりたくない」
だったら最初から並ばなければいいのに。

キッザニアを一周する。
でもどこも混雑。
結局もう一度カーエリアに戻ってきて、今度こそ待ち時間を聞いた。

・・・ガソリンスタンドとカーメンテは50分以上の待ち時間。カーディーラーならすぐ入れると言われるが、カーディーラーはやったことがあるので断る。
阿呆らしい。さっき聞いていれば待ち時間も違っただろうに。
どうするんだい。

結局2階へ来て、印刷工房に並んだ。
ここは10分待ち。
定員まであと2人。
カナがおずおず並ぶと間髪入れずにもう一人並んで定員が埋まった。



さて、二人が並んだ頃、既に研究所を終えたSちゃんも、2階の出版社に並んでいた。

ところで出版社のマンガ家の定員は何名だろうか。
この看板を見てくれ。
4〜6名とある。これを見たらマックス6名だと思うよね。
実際何ヶ月か前の平日に、私は6名で仕事をしている出版社で、6名以上募集する日もあるのか聞いてみたことがある。
そのときの返事は6名より多くは募集しないという話だった。

しかし、一週間前は10名で仕事していた。
これが混雑期の特例、又は慣例のようなものかと不思議に思い、今回改めて確認してきた。

今回の返答。
「大きい部屋に6名、小さい部屋に4名の計10名がデフォルトです」ということだった。

それは変だろう。
前の担当者の返答と食い違うのはどうこう言うつもりはない(そのときのスーパーバイザーが何でも事情を知っているとは限らないから)。
そうじゃなくてこの看板。
4〜6名という表示は明らかに間違っているだろう!!

だって、例えば裁判所の看板には5〜9名と書かれているけど、これは最大9名という意味で、5+9の14名でのお仕事じゃないぞ(左の画像にマウスを置いてね)。
例えば病院の赤ちゃんのお世話は1〜4名と書かれているけど実際は最大4名であって、1+4の5名で働いている所なんてみたこと無いし、救急救命は3〜5名と書かれているけど実際は最大5名であって、3+5の8名なんて入れない。
逆に機材の故障で8名のパイロットが7名に、同じく8名のトラベルセンターが7名の募集になっていたときは、上から張り紙をしたり、黒板を書き直したりして正しい数字にしていたよ。

この出版社の看板は、デフォルトが10名なら、4〜6名じゃなくて、4+6名・・・いやいや、単純に10名って書きゃいいんじゃないの?

とりあえず誤解を呼ぶから看板直してねって言ってきた。
現にSちゃんのママも看板を見て6名マックスだと思って、後から来た4人が小部屋に入っていったのを不審がっていたよ。



3人の中で一番最初に仕事に入ったのはラジオ局のレナで、5分ほどでカナ、そしてさらに5分ほどでSちゃんも出版社に入った。

レナは元々体験済みのDJ以外が希望で、たまたま6人ちょうどDJ希望者がいたのでその子たちがDJに決まった。
残る仕事は進行と音響だが、男の子が音響を希望したのでレナは譲って進行になった。

進行は話すタイミングの合図をすることの他に、作業の司会も行う。

下の右の画像は、キューを出すときのポーズ。





カナも印刷工房のグラフィックデザイナーを体験中。

カナにとっては2度目のグラフィックデザイナー。
でもデザインすることが好きなカナには向いている仕事だと思う。



印刷工房の仕事はポスターをデザインすること。
ここではキッザニアのパビリオンを紹介するポスターを作る。

カナは前回、ビューティーサロンのポスターを作った。
今回は先日体験した携帯電話ショップのポスターだ。

カナの頑張ったところは、ウルバノとビータに携帯電話を持たせたところ。
画像にマウスを置くと拡大するよ。

ちゃんと何種類もあるキャラクターの画像から、携帯電話を持たせられそうなポーズのものを選び、携帯電話画像を手の所に貼り付けたそうな。
担当のスーパーバイザーは「重ねのプロ」とカナを呼んだそうだ。


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