*07*
キッザニア東京の七夕イベントは、キッザニアの協賛会社のひとつである株式会社五藤光学研究所の協力で実施された。 私など、株式会社五藤光学研究所と聞けば思い出すのは東京の渋谷にあった五藤プラネタリウム。 残念ながら五藤プラネタリウムは2001年に閉館してしまった。 カナは担当のスーパーバイザーに機械の使い方をいろいろ教わっているようだ。 レナと星空案内役の6人はまだ出てこない。 後で聞いたところによると、楽屋で台本読みの練習をしていたようだ。 |
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スイッチは、小さい子でも迷わず押せるように、星座の絵が貼り付けてあったそうだ。 白鳥座の紹介をするときは、白鳥の絵を、琴座の紹介をするときは琴座の絵を見てそこを押せばよい。 一度押すと、星座が投影され、もう一度押すと、消えるようになっている。 星座を投影するときに、「白鳥座、出します」と言った台詞を言うか言わないか聞かれ、カナは言わない方法を選んだ。 雑誌取材のカメラマンは、しきりにポインター係の二人を撮影している。 これは、リハーサルや本番が始まると、残りのメンバーは舞台に上がっているので撮影できるが、ポインター係だけは観客席の一番前で、舞台の方を向いて仕事をするため、撮影できなくなってしまうからのようだった。 |
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練習で星を映した。 ポインター係の二人がそれを差す練習をしている。 ポインター係の仕事は、例えば白鳥座を紹介するときに、星と星の間をなぞって星座の形を教える役目。 |
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プラネタリウムが投影を始めても、まだ舞台は明るいので星がよく見えないが、プラネタリウムの機械の下を見てみて。暗がりはこの通り。 実は360度星空となっている。 ・・・というか、この劇場事態がプラネタリウムのような丸天井ではないから、星はもうどこにでも写っている感じ。 右のプラネタリウム画像にマウスを置くと、プラネタリウムの装置にズームする。 |
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星空案内役の子供たちも出てきてスタンバイした。 なお、写真撮影に関する注意点として、携帯電話、デジカメなど液晶が光るようなものは使用禁止。 但し、液晶を出さなければ本番も撮影しても構わないと言われた。 でもスーパーバイザーによっては一律に駄目と言うので、撮影したい人は当日その場で確認してみてほしい。 私はその場で質問して許可してもらったので、一応何枚か撮影してきた。 リハーサルや最後のご挨拶は特に禁止事項は無いが、リハーサルはフラッシュは焚かない方が良いと思う。 |
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レナも出てきてカナの隣に座った。 これらはリハーサル準備中の画像だが、だんだんライトが落とされ、劇場内は徐々に暗くなってきた。 これら画像に写っているよりも、実際の肉眼でみた様子はもっと薄暗い。 |
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さて、レナの仕事の説明もしよう。 彼女の担当は「アナウンス」 つまり、最初の場内アナウンスと、最後のメンバー紹介の司会が仕事だ。 星空案内役の6人が、台本3頁ほどたっぷり台詞があるのに対し、アナウンスは1頁半程度というところ。 内容も、専門的な星の説明ではなく、「本日はようこそキッザニアプラネタリウムへ」と言った、非常に一般的なアナウンス。 ちょっと損な役回りかもと、最初は思っていた。 しかしそんなことは無かった。 母は思いっきりビックリしたよ。 まさかまさか、そう来るとは。 |
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他の全員が持ち場にスタンバイして顔もよく見えないところ、まずアナウンスは主役のように中央に登場して前口上を述べる。 「みなさん、こんにちは・・・」 |
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キッザニア体験レポ 期間限定「星空ナビゲーター」8へ続く
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