*03*
お仕事紹介センターの壁に貼られたスケジュール表。 これはかなり役に立つのよ。 そして今回、レアな「せいゆう」と「星空ナビゲーター」の二つがちゃんと入っている。 |
さて、お仕事紹介センターについても紹介しよう。 ここは、どんなお仕事をしたら良いか悩む子供たちにお仕事を紹介する場所でもあるが、紹介されたお仕事を終えてきた子供たちに、そのお仕事はどんなことをするところで、人に勧めたいポイントは何かといった内容を書いてもらう場所でもある。 つまり、
但し、紹介してもらった仕事がその日できなくても罰則は無いし、他の人に紹介するカードを書かなくても構わない。 そして流れの最後まで体験した子供だけが「おしごとライター」として認定される(お給料8キッゾとおしごとライターのお仕事カードをもらえる)。 一日で流れの最後までこなさないと、また次回、最初からやらないとならないが。 個人的には私はおしごとライターは「国語の勉強」「社会勉強」として非常に有益だと思っている。 カードの文章を適当に書いちゃうと、スーパーバイザーさんかなり駄目出しするから、ばしばし添削してもらおう。 字の書けるお子さんに強力にお勧め。 私はレナが未体験の新聞社かパレードの紹介をしてもらえれば一番良いと思っていた(しかし、パレードは閉園まで掛かるから、おしごとライター無理か(笑))。 しかし、なんとレナが紹介してもらったお仕事は裁判所のようだった。 |
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レナ自身が、お仕事紹介センターのスーパーバイザーに聞かれて「裁判所に興味がある」と言ったらしい。 実際裁判所は姉妹二人とも完全に未体験なのでそれは構わないのだが・・・ 「さ、裁判所〜!?、そりゃやばいよ。今日は体験できないかもしれない」 「なんでー?」とレナ。 裁判所はいつも空いている。 しかし、裁判所は最低人数が集まらないと始まらないパビリオンなのだ。 つまり、土日ならともかく、平日2部の今日、レナの他にだれも来なくて(カナが来たとしても全部で2名じゃ足りない)、閉園まで一度も行われないという可能性があるのだ。 これはこれで敷居が高いのよ〜、変な意味で。 救急救命のように人気の高いお仕事なら、平日でもちょっと待てば定員が揃う可能性が高い。 でも裁判所はなぁ・・・。 これは土日に狙った方がいいよ。 一応まずは裁判所に行ってみたが、やはり今だれも並んでいなくて、いつ始まるか判らないとのこと。 仕方なく私はレナを新聞社に連れていった。 実は新聞社の仕事はおしごとライターと少々かぶる。 今日はもうおしごとライターの仕事は無理かも。 ちょっと新聞社で作文してもらおうっと。 |
新聞社は前に一人、取材を終えてパソコンの席に座っているだけ。 レナは本日二人目の体験者らしい。 希望すれば即始められると言われた。 |
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4時34分に、カナの食品開発センターの仕事も終わった。 せっかく美味しいチャーハンを作ったので、まずは温かいうちに食べちゃおう。 平日なので座席はいくらでも空いていたが、私はカナを劇場へ連れていった。 劇場は飲食可能。 そして今の時間は・・・ そう、カンフーパンダの本番上映中。 |
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カンフーパンダはスクリーンに映写されているので映画館のようにはクリアには映っていない。 でも凄い、本当に上映前のカンフーパンダだ。 大人(プロ?)の人が師匠役で、子供たちが入れ替わりパンダのポー役をやっている。 本物の映画のように通して流すわけではなく、場面場面で小タイトルが入り、場面が変わる毎に子供がチェンジする。 文字を追うので精一杯だからか、棒読みの子もいたけど、これは本気でやったら面白いだろうなー。 カンフーパンダをやりに来る機会はもう無いと思うけど、声優アクティビティ既に2回目だから、今後も定期的に内容を変えてやってくれるかもしれない。 専用お仕事カードも作ったらいいのに。 (なお、前回の声優及び今回の星空ナビゲーターは、エンターテイメントショー、サウンドシアターと同じエンターテイナーのお仕事カード)。 カナは食べながら夢中で見ていたので、そろそろ次のお仕事をしようと誘った。 「カンフーパンダは夏休みに映画館に連れていってあげるからさ」 ・・ああ、ドリームワークスとキッザニアの術中にはまってる〜(泣)。 |
おっ、楽屋のドアが開いているぞ〜 |
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「次、何するの?」 「マジシャンなんてどうかしら」 「マジシャン、やったことあるよー」 「カナがやったのは劇場でやるステージマジックじゃない。普通のマジシャンはやったことないでしょ」 星空ナビゲーターのためには他のお仕事の待ち時間はできるだけタイトにしておきたい。 次回のテーブルマジシャンの募集が既に5分を切っていることを私は知っていた。 それにマジシャンにはもうひとつ考えていることがあった。 それは、ぜひカナに、小さなモニターの中ではなく、外のテーブルでマジックをやってほしいと思っていたのだ。 さて、マジシャンの仕事には二種類有り、1部2部各一回だけ劇場で大がかりなステージマジックを行うものと、テーブルでコインなどを使って小さなマジックを行うものとある。 カナはステージを、レナはテーブルを体験したことがある。 そして、テーブルマジックは、レナが体験したときは楽屋横、マジックスタジオ入り口のテーブルで本番披露してくれたので、保護者などみんなで見ることができた。 それが、気がつくとマジックの本番は中で行い、保護者はモニターでしか見ることができなくなってしまった。 以前からずっとそうであって、レナが体験したときが特別だったのか、途中から変わったのかはよく判らない。 とにかくその場合、観客は一緒にマジシャンをやった他の子供であるという設定らしい。 しかし、今でも外のテーブルで披露してくれることが稀にある。 条件は、マジシャン希望の人数が少ないときのみ。 つまり、中でやっても観客が少ないときは外でやってくれるようだ。 ということは、土日は無理。平日なら可能性有り。 カナのマジックをぜひ間近で見たい。 |
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カナに気を取られていたら、レナを見失ってしまった。 彼女は今、新聞記者。 さっき中で説明を受けていて、今は他のパビリオンに取材に行っているよう。 カナの時のように一周ぐるりと回って自分で探す手もあったが、もう取材に出て時間が経っているようだったので、急がなくてはと思い、スーパーバイザーに聞いてみた。 スーパーバイザーは取材用クリップボードをチェックした。 「ごめんなさい、私も今、戻ってきたばかりでお子さんがどちらに取材に行ったのか判らないんです」 どうやら通常はクリップボードを渡され、そこに取材に行くらしい。 レナが取材中と言うことは、レナの取材先のクリップボードが欠けているはずだ。 スーパーバイザーは必死で探している。なかなか見つからないようだ。 「・・・おかしいですねぇ、ボードは全部あるみたい。もしかしたらお子さん自身が、ここを取材したいと出かけたのかもしれません」 レナの性格から言ってそれはないような・・・。心配なのはあいつが極度の方向音痴だからだ。 行きはよいよい、帰りは・・・迷子・・の可能性大。 「あちらに向かって歩いて行ったので、たぶんカメラマンかお仕事紹介センターかも・・・」 スーパーバイザーがそう言うので、私はその両方を見て、どちらにもいなかったので1階を一周した。 どこにもいな〜い・・・と思って新聞社に戻ってみたら、なんとレナはもう、取材先から戻ってパソコンに記事を入力中だった。 |
これが取材用クリップボード。 各取材先は、取材可能な時間や条件が決められている。 いつでもOKのパビリオンや、何時から何時までならOKとか、スーパーバイザーが何人以上いる日はOKとか、細かく決められている。 基本的には空いているパビリオン、又は常時ドアの外にスーパーバイザーが立っているようなパビリオンが取材先に選ばれる。 |
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レナが取材してきたのは、ウルバノハウスだった。 レナと相談の上、スーパーバイザーが指定したそうなので、さっきのスーパーバイザーが見つけられなかったのは、たまたまウルバノハウスを思い当たらなかったからなのだと思う。 「あのね、取材じゃないと入れないパビリオンだって言われたよ」 なるほど。 ウルバノハウスは唯一保護者が入れるパビリオンでもある。 お給料もお仕事カードももらえないが、保護者が小さい子供と一緒に遊べるよう、おままごとセットや絵本が置いてある。 でも小中学生は入場禁止だ。 カナやレナにとっては珍しいパビリオンだということになる。 |
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新聞社の壁に貼ってあったボード。 そう、〆切は20分なんだよね。 取材を終えたら速攻で記事を書かなくちゃ。 レナは四苦八苦して入力して、何か失敗して全部消してしまった。 そこでスーパーバイザーがレナから口頭で文章を聞いて入力してくれた。 ウルバノハウスには誰もいなかったそうだ。 でもいなかったことも含めて、ちゃんと紹介文を作ったレナをスーパーバイザーは誰が読んでもよく判る文章だと誉めてくれた。 さて、レナは二つ目の体験が終わったけど、マジシャンをしているカナはどうしているかな。 ついでに楽屋前で、星空ナビゲーターの状況を見てこよう。 今の時間は5時8分。 公式サイトの情報から7時募集だと思っていた星空ナビゲーターは、現地では7時10分募集となっていたので、募集終了まであと約2時間・・・。 |
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キッザニア体験レポ 期間限定「星空ナビゲーター」4へ続く
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