キッザニア X キッザニア 期間限定「星空ナビゲーター」

*021*




食品開発センターの初回、カナたちのチームはパビリオンの中に入った。
ここの仕事はなかなか面白いんだよね。
個人的にはお菓子工場やハンバーガーショップよりお勧め。
星空ナビゲーターの説明もしよう。

星空ナビゲーターは7月1〜7日の七夕期間中、キッザニア東京の劇場でプラネタリウムを上映し、それに関わるお仕事を10人の子供が協力して行うものだ。

七日間のうち、1部2部それぞれ一回しか上映されないから、10人×1日2回×7日間で、140人しか携われない。

しかも普通は期間中1度行かれれば良い方だから、チャンスは一度きり、その回の10人のメンバーに入れなければ涙を呑むことになる。

募集時間は2部だと7時。
開演と同時に募集して締め切りになってしまうカンフーパンダと違い、遅く入場した人にも同じだけのチャンスがある。
またカンフーパンダと違い年齢制限は無い。

4時開園、9時閉園の中の、7時募集・・・。
何時から希望者が並び始め、何時頃定員が埋まるか、この読みが難しい。幸運のカミサマがついていない限り、読みが外れたらまず入ることができないだろう。

もちろんこれは日によって違うはず。
今日は平日2部だが、1部や土日なら今日とは違う傾向があると思う。



では果たして何時頃、星空ナビゲーター募集の楽屋前に行けば良いか。

さっきカンフーパンダのために楽屋前に行ったときに、余所のお母さんが星空ナビゲーターについてスーパーバイザーに確認しているのを聞いた。
たぶん周り中がライバルだ。
実際に並ぶのが何時だとしても、とりあえず募集2時間前からは、まめに状況をチェックした方が良さそうだ。

前回のキャンドル職人は1時間半前から並び、1時間15分前には募集が終了していた。
もちろんあのときは土曜だったし今日は平日。
そのかわり、あのときは4回募集したけど、今日は1回きり。
キャンドル職人はこの後も定期的に行われるだろうけど、プラネタリウムはこれっきりかもしれない。
どちらの方が門戸が狭いかは微妙なところだと思う。

私も少しして、楽屋担当のスーパーバイザーに聞いてみた。
「星空ナビゲーターは、何時頃、並び始めると思いますか?」
「まだ始まったばかりなので状況を測り難いんですよ。参考までに、昨日はずいぶん早くて40分前には並び始めましたね」
うーん・・・スーパーバイザーの予測は甘いんじゃないかと思った。
昨日の40分前というのは並び始めではなく募集終了時間と思われるし(それでは遅い)、40分前なんて全然早すぎないと思う。
だって休日のお菓子工場は普通に2時間待ちだよ(それもどうかと思うが)。
これっきりの期間限定で待ち時間が1時間を切るだろうと安易に予測するのは、自分では危険だと感じた。

レナも花屋の体験に入った。
商店街関係(花屋・はんこ屋・額縁屋)は準備が遅い。
少なくとも混んでいる日は、開園前にエプロンをつけさせてキッゾの徴収を終わらせたらどうだろうと思う。
今日は・・・まあそこまでしなくてもいい混み具合かもしれないけど。



ついでに劇場ものぞいてみた。

カンフーパンダの練習をやっている。

やり方は今年の1月にやった声優と同じで、スクリーンに映される映像の字幕を見て、その場で台詞を言う。

台詞は流石に小学校三年生以上をターゲットにしているだけあって少し難しそう。
それでも難しい漢字には一応ふりがなが振ってある(簡単な漢字はふりがな無し)。



参考までに、今年の1月に行われた期間限定声優アクティビティ「キッザニアオリジナル映画・コクーン繭の森」の時の画像をどうぞ→

今回は夏休み公開予定映画のカンフーパンダだから、著作権上の問題で撮影が禁じられていたが、あのときはキッザニアオリジナル映画だったので自由に撮影できた。

まあ今回もだいたいこんな感じ(今回は出番まで椅子に座っていたような気もするが)。





花屋はフラワーアレンジメントを体験する。

フラワーアレンジメントと言ってもごく簡単なもので(簡単すぎるくらい)、アイスドライフラワーをケーキ型の台座につけるだけ。

台座とリボンと葉っぱは何種類かあるうちから自由に選べるが、花はその日によって用意されている色が一色だけのようで選べない。
だから逆に、違う日にまた体験に来れば、違う色の花が使えるようになっている。

台座と花を接着するのはグルーガンという道具で、熱で溶かした透明樹脂を使うのだが、火傷をするといけないからか、グルーガンはスーパーバイザーが扱っていた。

アイスドライフラワーは水と直射日光に弱いので、水周りと陽のあたる場所には置かないで下さいという注意を受けて、体験は終了。





食品開発センターは冷凍食品を開発する。

ビニール袋に好きな具を入れて、ご飯とスノードライを加えて振りまくる。
これがなかなか楽しい。
楽しいし、勉強になる。

スノードライを作る機械を見るときには、透明なゴーグルをつける。




おお、スーパーバイザー二人がかりだ。
お仕事紹介センターにて。
4時24分にレナの花屋が終了した。

いくらなんでも星空ナビゲーターには早すぎる(笑)。
待ち時間が長いのはともかくあまりに早く並ぶと、子供本人ができるお仕事が少なくなりすぎて満足度が低くなるし、また、早くから並ぶことになり、他の希望者を殺到させる原因になってもいけないと思う。

とにかく2時間半前は早すぎ。

今日の混雑は、先日体験したがらがらの火曜日2部と比較すると、ずいぶん混んでいるような気はしたが、それでも土日祝日、夏休み・冬休みなどと比べれば、圧倒的に空いている。

具体的に言うと、食べ物関係はコンスタントに並んでいる。お菓子工場は2回先のベンチまでだいたいいっぱい。ピザ・ハンバーガーは1回先から2回先まで(これは、休日より作業レーンを減らしているためと思われる)。
その他、科学研究所、歯科医院、電力会社、宅急便、警備員といった比較的安定した人気の所は、土日なら常に次の回までは一杯になっているところ、今日は待ち人が半数からほとんどいなかったりという具合。
但し、がらがらだったときのように、時間になっても誰も来なくて、来たらすぐにスタート、それもおひとり様体験・・・というほどは空いていない。
だから2回先まで待つことはほとんど無いだろうけど、周り方のタイミングが悪ければ、やっぱり30分待ちになることは多いかもしれない。

そんな状況だったので、あまりがつがつはしなくても良いとは思ったが、何しろ未体験のお仕事がもうかなり減っている。
カナレナともに、80以上有るというキッザニアの体験のうち、既に未体験は10を切っている。

私はレナをお仕事紹介センターへ連れていった。
彼女はここでできるお仕事ライターが未体験だし、ここでまだやったことの無いお仕事を紹介してもらうのも良いと思ったのだ。


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