*03*
キャンドル職人のキャンドル工房は、デザイン教室と料理スタジオの間。 普段は食事用のテーブル席として開放されている。 キャンドル職人のお仕事がある間だけだけど「キャンドル工房」とドアに書かれていて本格的。 なお、万が一のときのため、私は前回のキッザニアの際に、カナにはここがキャンドル職人の場所だと教えておいた。 (レナには教えても無駄だ。彼女は筋金入りの方向音痴だから) |
さて、本日の作戦である。 とにかく今日はキャンドル職人一本狙い。 それもあって、前回ほんの一週間半前に突然思い立って平日2部に突撃したくらいだ(前回のキッザニアレポはこちら)。 平日2部で空いているときに思う存分お仕事を体験していれば、今回あんまりできなくてもがっかりしないかと思ったのだ。 でもこれも裏目に出た。 いやいやそれはまた後でゆっくり説明するとして、とりあえず本日の作戦をまず・・・。 キャンドル職人は募集が四回。 4時半、5時半、6時半、7時半で、各10名だ。 そして8時からはキャンドルナイトセレモニーが行われ、それに参加できるのは最後の回のキャンドル職人をした子供10名プラス、新たに20名募集となっている。 人気が集中するのは予想されるので、一番安全なのは初回狙いということになる。 これは、入場前にある程度早くから並んでいれば確実に10名に入れると思うからだ。 でも、初回の募集が4時半というのがミソだ。 長く入場前に並んで、3時半頃入場してさらに1時間待たなくてはならない。 私としては効率が良くないと感じられる。 穴場になるのは2回目か3回目だろう。 最初にキャンドル職人を目指して定員に入れなかった子供が、次の回に入るためまるまる2時間待つとは思えないからだ。 しかし、私がターゲットに定めたのは最終回の7時半だった。 なぜならこの回のみ、自動的にセレモニーに参加できるからだ。 それ以外の回でキャンドル職人を体験した場合、セレモニーに改めて並ばなくてはならない。 定員に入れるかどうかハラハラしながら二度も並ぶくらいなら、多少待ち時間が長くなったとしても最終のキャンドル職人に入る方がいい。 但し、最終回を狙うと言うことは、もう後がないということだから、並ぶタイミングは慎重に選ばなければ。 |
|||
先に書いちゃうけど、初回のキャンドル職人はかなりの人気ですぐに10人が埋まってしまったようだ。 2回目の募集が穴で、結構ぎりぎりまで募集していたらしい。 3回目から厳しくなってきた。募集時間の45分前にはもう定員が揃って締め切られたそうだ。 そして問題の最終回。 1時間15分前には希望者が全員揃っていた。 たぶん来年も夏至の時期に・・いやいや今年の冬至にも次回のキャンドル職人募集があるかもしれない。 参考にならないかもしれないけど・・・一応ね。 話を最初に戻すが、カナとレナは携帯電話ショップに入った。 まず最初の10分ぐらいは携帯電話を選んだり説明を聞いたりする。 座席は5つなので定員は5人か。 それが終わると通路側の席に移動して、実際の携帯電話をいじりながら、携帯検定を受けることになる。 |
||||
カナたち初回のメンバー5人が通路側の席に移動すると、新たに並んだ数人が、中に招き入れられ最初の席に座った。 どうやら携帯電話ショップは2レーンで動いているらしい。 携帯電話のマナーや危険性について学んだ後、各々の携帯電話を使って検定を実施。 カナだけ一番年長だったせいか、中級を受けるよう指示された。 レナと他の男の子たちは、初級か中級好きな方を選んで良いと言われ、レナはカナと同じ中級を受けることにした。 検定は選択問題になっている。 全部で5問。 カナは合格し、2問ミスったレナは不合格になった。 合格者はウルバノの待ち受けがもらえるそうな。 |
||||
カナを初回に連れていこうと思っていたビジネススクールは案の定、定員割れ。 しかも最初は誰も来なくて、ようやく7分ほど過ぎたときに一人やってきたので、そこでようやく初回がスタート。 この時間差も今回あだになった。 |
||||
食品開発センターに並んだちび姫ちゃんもお仕事中。 あれ? もしかして初回は定員割れ? 珍しい。 と、携帯電話ショップの前に戻ってきた私は呼び止められた。 「よしかさんですか?」 はるかママさんだった。 はるかママさんはキッザニアXキッザニアの制作に非常に貢献して下さっている方だ。 ミスの多い私のサイトを常にチェックして、最新情報やリンク切れをこっそりと教えて下さる。 実は今回、同じ6月21日2部を予約していることをお互い知っていた。 但し、はるかママさんは携帯をお持ちでないので当日会えるかどうか判らない。 私は初回はビジネススクールとスポーツクラブを狙う予定だと知らせていたので、急遽行った変更により、もしかしたら迷わせてしまったのではないかと思っていた。 何度もビジネススクールとスポーツクラブの前に行ってみたが、はるかママさんらしい人は見つけらずにいた。 「ど、どうして私だと判ったんですか?」 「携帯電話ショップの中にカナちゃんとレナちゃんの姿が見えたので、よしかさんもいらっしゃるかと思って」 素晴らしい洞察力です。 私にはとてもできないです(笑)。 はるかママさんは書き込みの文章そのまま、あたりの柔らかな優しそうな人だった。 でも今日の出会いはこれだけでは無かったのだ。 |
||||
4時25分、二人が携帯電話ショップから出てきた。 「ビジネススクールに行くの? でもレナとレンタカーにも乗りたい」とカナ。 最初の計画では、二人がそれぞれビジネススクールとスポーツクラブの最初のお仕事を終えたら、揃ってカーエリアに行き、前回カナが乗り損ねたレンタカーに、二人乗りする予定だった。 「ビジネススクールは、あと。レンタカーに行く」 私は二人をカーエリアに誘った。 その理由は、レンタカーに乗るなら開園後30分以内か終了間際がいいと思っていたからだ。 運転免許証を取得した子供はそのままレンタカーに乗りたがる。 しかし。最初の30分間は、まだ初回の運転免許試験場が終わっていないので、絶対空いているはず。 そう思ってカーエリアに行ったのは良いけれど、カーエリア自体の受付が混雑していて、なんと二人が受付を済ませるまでに10分以上が掛かってしまった。 信じられない。 前々からここと病院の受付は効率が悪すぎると思ったけど、奥にいるスーパーバイザーに手すきの時は受付を手伝うよう指示した方がいいんじゃなかろうか。 一人一人の子供に丁寧に何がやりたいか聞くのはいいと思うの。 でも二人でその仕事をすれば、列の進みは倍になるはず。 仕事そのものは空いているのに、受付待ちの列っていう、こんな下らないところで10分も15分も時間をつぶすのはばからしいよ。 |
||||
えーと、もうひとつ効率悪いこと。 それはレンタカーがそれだけで動いているのではなく、ガソリンスタンドの仕事と連動していること。 まあ、これはしょうがないと思うけど。 さて、さっきも書いたが開園して30分間のレンタカーは空いている。 でもガソリンスタンドをやりたい子供はいっぱい並んでいる。 レンタカーが走っていないのにどうするのだろう。 これは、私はきっとスーパーバイザーが運転して回るのではないかと思っていた。 そして今日、その考えが正しかったことを知った。 初めの頃のガソリンスタンドは、スーパーバイザーが運転する車に給油する。 私たちがカーエリアに来たときも、そんな車が何台も走っていた。 これなら受付さえ済ませりゃすぐにレンタカーに乗れる!! そう思ったのになかなか子供たちを乗せたレンタカーはあらわれない。 結局次の回のガソリンスタンドの準備が整うのを待っているわけだ。 そんなこんなで、予定では効率よくいくはずが、二人がレンタカーに乗れたのはようやく4時45分だった。 |
大人(スーパーバイザー)の運転するレンタカー |
|||
実はカーエリアで待っているときにもいろいろあった。 二人は早速借りた携帯電話で遊んでいたが、急にカナがメニュー画面が出なくなったと言い出した。 私が受け取ってあれこれ動かすが、待ち受けから真ん中のボタンを押すと何かをダウンロードする画面になり、キャンセルすると待ち受けに戻っちゃうし、確認ボタンを押すとパスワードを入れてくれと表示される。 わっかんないよ〜。 私はずっとauユーザーでドコモはさっぱりなのだ。 何度も同じことを繰り返し、液晶じゃなく文字盤の方を見ると、左上にメニューと書かれたボタンがある。 えーい、わけわかんないけど、これを押しちゃえ。 あっ、メニューが出た。 カナは教えてもらったやり方と違うと言うけど、できりゃいいじゃん、できりゃ。 カナは癇癪を起こして携帯電話を返してくると騒いだが、なんとかなってホッとした。 嫌だよ、借りたばかりでトラブルは〜。 とにかく子供たちがレンタカーに乗ってホッとした。二人とも嬉しそうだし。 思わず手を振っていると、後ろから声を掛けられた。 「よしかさん?」 えええ〜?? ど、ど、ど、どなた? |
||||
キッザニア体験レポ キッザニアのキャンドルナイト4へ続く
キッザニア体験レポ キッザニアのキャンドルナイト目次へ戻る
キッザニア X キッザニアへ戻る