*02*
3時57分。 鐘が鳴らされ、キッザニアダンスの音楽が流れ始めた。 今日も消防署とカーエリアの希望者はダンスのレッスンを受けている。 確かに一周ぐるりと回ってみて、人が少ないのが判った。 道路の真ん中がすっぽり開いているのだ。 ダンスを道の両側で踊っていて、真ん中は誰もいない。 土日ではこんなこと考えられない。 4時ジャスト。 お仕事開始。 カナの手術はどうせすぐには始まらないので(着替えたり説明を受けたりするのだと思う)、まずはレナのはんこ屋からチェックしよう。 |
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まずは、はんこの大切さやどういうときに使うかを学ぶ。 それから見本を見せてもらって、実際に字を書く。 縦横斜め、どれでもOKと言われ、レナは斜めに字を並べた。 「でも下から上は駄目なんだよ」と後からレナ。 それから機械にセットして、削り始める様子を見る。 削るのに時間が掛かるので、後は機械に任せて、閉園前に受け取りに来ることになっている。 メガネさんという、そのまんまのスーパーバイザーは、「必ず本人が取りに来て下さいね。大事なものですから、お母さんとかに代わりに来てもらってもお渡しできませんよ」と念を押して、レナにはんこの引換券を渡した。 |
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そろそろカナも手術室に現れたようだ。 他に誰も手術希望者がいなかったのでスーパーバイザーのお姉さんと二人きり。 手だけでなく、足も使う。 胆嚢の除去。 うまくできた? |
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見かけた観光バスのお客さん勧誘。 バスガイドはいるけど、お客さんがいないのでバスが出せない。 ちなみに今日時々見ていると、こうしてガイドだけ揃って勧誘している場面だけでなく、お客さんだけいてガイドが揃わず、スーパーバイザーがガイドしながらお客さんを乗せているところなんかも見た。 なかなかタイミングが合わないねぇ。 |
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勧誘と言えば、レナのはんこ屋を見ている間、青いブレザーを着た集団が勧誘の看板を持って大通りを歩いているのを見た。 いつものようにラジオ局の勧誘かな? と思ったら、テレビ局の勧誘だった。 えー、テレビ局すら人が集まらないわけ? そこではんこ屋を終えたレナは、テレビ局へ連れて行ってみた。 そこで待っていたのはたった一人きり。 「いつ始まるんですか?」 「勧誘グループが一周しているので、そこで何人か来たら始めます」 ・・・ところが、結局他には誰も来ず、10分ほど待ったところで二人だけでスタートすることになった。 |
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レナがテレビ局で待っている間に、カナの内視鏡手術も終わった。 さあて、贅沢さえ言わなけりゃ、お仕事は選び放題。 さあ、何にする? 関係ないけどこの衛生帽子なんとかならない? スーパーバイザーは医師っぽい帽子を被っているんだから、子供たちにもちゃんと被せてくれないかなぁ。 (ちなみにレナがやったときは帽子無しだった。手術でそれももっと変だが(笑)) |
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キッザニア体験レポ 平日がらがらキッザニア3へ続く
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