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ららぽーと到着は3時33分。 もうキッザニアでは入場が始まっているかも。 |
今日突然キッザニア東京に行く予定なんて無かったんだ。 いやマジで。 信じて。 なのにこうして来ちゃっているんだもんな。恐るべしキッザニアの吸引力。 6月10日(火)。 まったくのド平日。 私はキッザニア東京は休日にゆっくり楽しむために行く場所だと思っていた。 平日学校終わってから、バタバタと出発して夜遅くにぐったりと疲れて帰ってくるものではないと思っていた。 でもね、最近よく聞くわけ。 平日2部のキッザニアは信じられないほどがらがらだって。 人気のお仕事でもほとんど並んでいなかったり、普通のお仕事は呼び込みをしても子供が来ないほどだって。 いつもいつも土日や夏・冬休み、せいぜいが振替休日の月曜日ぐらいしか行ったことの無かった私には信じられなかった。 本当に本当にそ〜んなに空いているの? |
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キッザニア側でも対策を立てているようで、夏休み前までの平日は、「リピーター向け平日2部2割引」「1部2部連続参加割引」「カンフーパンダの声優他、期間限定イベント連発」など、美味しい企画が盛りだくさん。 ということは、裏を返せば夏休み前の平日は本当に空いているってことだ。 よーしッ!! ・・・と気合いを入れてみたところで、現実は厳しい。 子供たちは火曜日をのぞいて平日は塾や習い事。 火曜日はカナが6時間目まであるので、流石に開園までに到着するのは難しい。 運動会の振替休日は雨の東京ディズニーにランドに使っちゃったし、午前授業の日や塾のお休みもしばらくは無さそう。 おまけに私は日・月と体調を崩し、先のことは考えていなかった。 ・・・火曜日。 目が覚めたらすっきり体調が戻っていた。 えっ、今日は特別に学校が5時間目までしかないの? 火曜日だから習い事も無いし・・・。 こ、これはもしかしてカミサマの思し召し?? |
3時36分にキッザニア前到着。 既に列は動き出していて、この時点の最後尾はちょうど赤絨毯の最後ぐらい。 |
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私たちの入場は3時43分だった。 |
決意したのは既にお昼過ぎ。 電話で当日予約を入れてみた。 自動音声の案内に従って人数などを入力。 予約番号を手に入れた。 とにかく決意したのが遅すぎて、せっかくの平日2部二割引は利用することができなかった。使うなら前日までに電話しないとならないから。 しょうがない。昨日の段階ではキッザニアに行くなんて思いもしなかったんだもの。 とにかく速攻で宿題を終わらせて、子供たちを連れて飛び出した。 まさかこんな展開になるとはねぇ。 もう入場は始まっていたので発券は入場時に。 予約番号を告げると、カウンターのお姉さんは紙を捲った。 2枚目に私たちの番号があったらしい。リストのラストだったようだ。 代金はEdyで支払う。 子供たちはエコのために入場時に渡されるマップを断るつもりだった。もうマップは家に沢山ある。 以前、キッザニア公式ブログの今日のキッザニアで、エコのためにマップを断る子供たちが増えているという記事があったが、それを読ませたわけではなく、カナもレナも自主的に言い出した。 すると、 「マップは新しくなっているんですけど」と、お姉さんが教えてくれた。 「じゃ、二人で一枚でいいです」とカナ。 なかなかやるじゃん。 |
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一度やった仕事はやらない(後回し)と決めている我が家。 流石にそろそろ未体験のお仕事は少なくなってきた。 「やってないお仕事ならどれでもいいや」とカナ。 「はんこ屋やる!」とレナ。 そこでまずレナをはんこ屋に連れていく。 花屋はもう三人並んでいるが、はんこ屋は無人。 レナをここに並ばせる。 商店街を抜けて目の前がソフトクリーム。 でもカナはソフトクリーム嫌いだからなぁ。 食べ物関係もお菓子工場をのぞいてがらがら。 私はカナを食品開発センターに案内した。 ここも土日だとだいたい次の回には入れず、40分待ち以上になることが多い。 「冷凍食品面白いよ」 「・・・」 乗り気でないようだ。 後から考えたらこの時間帯だとお腹が空いていないのでその気にならなかったのかもしれない。 「・・・病院行く」 そこで今度は2階の病院に連れていった。 病院には既に5人くらいの子供が並んでいる。小さい子ばかりだ。 それを見たカナは「もう入れない。病院やめる」と言い出した。 「何言ってるの」思わず声を荒らげる私。 いっつもスタート時はこれだよ。とにかく決めて欲しい。うろうろとあれでもないこれでもないというのだけは勘弁。 「あのね、病院はいろんな仕事をいっぺんに受け付けるから、前の子たちがあなたと同じ仕事をやりたがるとは限らないの。前の子たちは(年齢層からして)たぶん赤ちゃんのお世話とか救急救命だよ。あなたがやりたいのは手術でしょ?」 |
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案の定スーパーバイザーが出てきて一人ずつ希望を聞くと、前に並んでいた子たちはみんな手術以外を選んだ。 カナはカメラを使った手術(内視鏡)とお腹を開ける手術(開腹)とどちらにするか聞かれた。 「カメラの手術は血が流れるところが見えたりします。気持ち悪くなっちゃうような人にはお腹を開く手術をお勧めしています」 「・・・・」 どっちでもいいならと、思わず口を出す(それがいけないって判っているけど)。 「ママはこないだカメラを使った手術のカメラを飲んだなぁ」 またこのフレーズを使うとは思わなかったよ(爆)。 結局カナはカメラを使った手術を選んだ。 そしてその回のカメラ志望は他にいなかったので、結局カナはスーパーバイザーと二人きりで手術を行った。 この時間帯、お菓子工場は二回目まで(12人)、パイロットも二回目まで、キャビンアテンダントは三回目まで、ハンバーガーは1回目まで、ピザは一回半ぐらいまで並んでいた(消防署は未確認)。 他のパビリオンは定員割れもいいところで、宅急便すら2人しか並んでいなかった。 |
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レナもぽつんと一人ではんこ屋を待っている。 はんこ屋も一人でスタートだった。 もちろん額縁屋は誰もいない。 |
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キッザニア体験レポ 平日がらがらキッザニア2へ続く
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