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ここで二人揃って待ち時間となったため、私も安心して自分の夕食を取ることにした。 デリカテッセンに行ってタイ屋台風やきそばなるものと緑茶ペットボトルを買う。 緑茶ペットボトルも消費期限切れ問題からしばらく姿を消していたがメーカーを変えて復活したようだ。 以前気に入っていた一口寿司のようなものは見あたらない。なくなっちゃったのかもしれない。 中央広場のテーブル席はほとんど埋まっていたが、座席にコートだけ掛けて無人のテーブルを勝手に使わせてもらった。 荷物による場所取りは禁じられている。 またこの機会に売店に行って今日の入場レシートを提示し、ANAカードにマイルを入れてもらう。 子供たちの宅急便の仕事は7時ちょうどに始まった。 二人一緒に仕事をすると、あっちこっち行ったり来たりしなくて済むから私は楽だね〜。 子供は気にしないかもしれないが、写真撮影する親としては、ユニフォームの下からはみだしている白いクラゲ帽子(衛生帽子)は気になるところだ。 せっかくかっこいい衣装を着ているのに!! この宅急便パビリオンのスーパーバイザーは全員の帽子をきっちり直してくれた。 細かい気遣い、ちょっと嬉しいかもー。 |
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宅急便パビリオンは車を使って配送を行う回と、台車を使って配送を行う回が交互だ。 注意しなくてはならないのは車の回は定員6名で、台車の回は定員4名であることだ。 入り口のボードに「次の回は台車を使う回です。最大4名までお仕事ができます」と掛かっているときは4名募集で、掛かっていないときは6名募集だと思うと良いかもしれない。 並ぶときにスーパーバイザーが教えてくれるとは思うが、知らずに並んで30分待ちのつもりが1時間待ちだったなんてことになると悲しいから。 カナは本当は台車がやりたかったようだ。 理由を聞くと、キッザニアの車はバスガイドや消防士や電力会社でさんざん乗ったからだとか。 でももちろん台車の回でなくても待ち時間が短い方がいいとのこと。 |
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子供たちは仕事の流れを教わった後、実際の荷物を集荷しに行く。 この日の仕事は住宅建設現場だった。 前にインテリアプランナーの仕事をしたところだね。 何でも荷物はスポーツクラブの設計図で、これからこれを2階のスポーツクラブまで届けなくてはならない。 仕事内容以上にきっちりと教わるのは交通法規を遵守すること。信号は守り、歩道を歩くよう指導される。 エコ・キッザニアン・スタンプラリーでちょっと残念だったこと。 エコなお仕事だと認定されているパビリオンの中で、その仕事のどこらへんがエコなのかの説明をもらったのは、今回の中で宅急便だけだったらしい。 たまたまなのかもしれないが、せっかくなのでもっと「こうだからエコなんだよ〜」というところを強調してほしかった。 ちなみに宅急便のどこがエコなのかというと、台車を使うところなんだそうだ。そ、それだけ〜?(笑) |
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宅急便の仕事が終了したのは7時33分。 カナの次の仕事はもう決まっている。 そろそろさっきお仕事紹介センターで紹介されたデザイナーをやらなくては。 ちょうど宅配センターの正面がファッションブティックで、数人並んでいるが次の回には入れそうだ。 レナはどうする? 「クレジットカードセンターに行きたい」 姉がe-キッゾを使っているのを見て、羨ましくなったようだ。 7時36分、レナをクレジットカードセンターに連れていく。 担当してくれたスーパーバイザーは、さっきデパート店員の時にお世話になったお姉さんだった。 レナも手持ちの全額をチャージし、カナとは違う色のe-キッゾカードを作ってもらった。 彼女はホルダーを使いますか?と聞かれて、はいと答えてレンタルのカードホルダーも受け取った。 |
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それからがまた難航した。 レナの次の仕事が決まらない。 ビューティサロンをやりたいと言っていたからと思ってまずはビューティサロンへ連れて行ってみた。 ビューティサロンは
そのせいか入り口には、並ぶ前に担当のスーパーバイザーに聞いて下さいと書かれている。 レナはどれがやりたいのかなぁ。お客さんがいなかったら他の仕事に変えたいと頼むこともできるのかなぁ。 【現在は回の先頭に並んだ子がやりたいといった仕事を全員でやることになっているそうです。掲示板より、同じ日にキッザニアでビューティーサロンを体験したみかわっ子さんからの情報でした】 ところがビューティサロンで聞くと、とにかく45分待ちだと言う。 「最後のお仕事になりますが、宜しいですか?」 よ、よろしくない。 閉園までまだあと1時間15分以上ある。 あと二つはできるんじゃないか? レナはタイヤ交換もしたいと言っていた。 カーライフサポートセンターのことだ。 なので今度は車関係の受付に連れていった。 ところがここでも最後のお仕事になりますと言われた。 あれー? 平日で空いているんじゃなかったのか? |
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いくら何でももうちょっと空いている仕事はあるはずだ。 ハンバーガーショップの前を通った。 あれ? 結構空いているよ。 レナはハンバーガーもやりたいって前から言っていたじゃない。 「今はお腹空いてない。ハンバーガーやりたくない」 後でカナにこの話をしたら、「お腹空いて無くてもとりあえずやればいいのに」と、自分のことは棚に上げて言った。 とにかくハンバーガーもやりたくないと言うのでは仕方ない。もったいないが他を探そう。 ちなみにハンバーガーはこのあとしばらくして募集終了になってしまった。 他もやりたいと言うので歯医者なども見てみたが二回先まで並んでいた。花屋は一人待ちだったが前の回が始まったばかりのようでこれまた最後の仕事になりそうだ。 レナが最初から希望していたパン屋にも行ってみた。定員6人のところ既に7人も並んでいる。ここも駄目かなぁ。 売店で見かけた警察官。 かなり大きい子たちがやっていた。 小さい子がやると可愛いけど、大きい子がやると本物の警官みたいでかっこいいな。 |
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ところがレナはここで40分待ちの最後の仕事だと言われても諦めなかった。 「パン屋やりたい」 「どうすればいい?」と聞かれたら、あと二つできる時間帯だから勿体ないと答えるところだけど、「やりたい」と本人が決意しているのならば口を挟むつもりはない。 「最後のお仕事になっても本当にいいんだね?」 「いい」 彼女はスーパーバイザーに並ぶ意志を伝えると、次の次の回の札をもらった。 でもそれで終わりじゃなかった。 まさにそのとき、次の回の列に並んでいた女の子が二人立ち上がり、スーパーバイザーに列を抜けたいと申し出た。 スーパーバイザーはここで抜けるともう次の回にはできないと言ったが、何か事情があるのか女の子たちの気持ちは変わらなかったようで、二人は札を返して立ち去った。 レナに二回先の札を渡したスーパーバイザーは、今、女の子たちが置いていった札とそれを交換した。 なんと40分待ちを覚悟したレナは、一気に10分待ちに昇格した。 カナの最初のお菓子工場といい、今日の二人にはツキがあるみたい。 その直後にもう一人子供がやってきたが、残念ながらその子からは本当に40分待ちの最後の仕事となってしまった。 この日は車関係の終了が早かった。閉園1時間以上前にカーディーラーをのぞいて終了札が出ていた。 人気の度合いは日によって異なる。 |
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一方カナは順調に7時55分にはデザイナーの仕事に入った。 後から知ったが実はレナはその前の7時53分頃に既にパン屋の仕事に入っていたらしい。 そろそろラスト1時間。 ちょうどこの時間に30分単位の仕事に入れれば、この後まだもうひとつ最後のお仕事を探せる可能性が残っている。 ファッションデザイナーの仕事はTシャツのデザイン。 ハサミさえ使えれば、小さい子にも大きい子にもその子にあった仕事のできるところ。 下の画像は8時7分頃のウルバノとビータのキャラクターグリーティングの様子 |
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