キッザニア X キッザニア 期間限定「声優」にチャレンジ

*6/7*




カナが並んでいたのはパン屋だった。
車関係で聞いてみた結果移動したのか、聞かずに判断したのか判らなかったが、とにかく彼女は一人でパン屋に行ってみようと決めて、きちんと係りのスーパーバイザーに自分から待ち時間を確認したらしい。

一人なら30分待ちと聞いて決断したそうだ。後ろにもう一組いるからグループが後回しにされたらしい。やっぱり一人枠は美味しい。

カナ、一人で判断するなんてやるじゃん。
というか、私が過保護なのか。いやいや過保護なんじゃなくて自分が楽しんじゃってるだけなんだけどね。

パン屋で待ち時間が30分なのはかなり珍しい。タイミングが良かったみたい。
パン屋は前回から幾度となく足を運んでは1時間半待ちと言われて諦め続けていたお仕事だった。



7時10分頃、料理教室を終えて入り口ゲート近くでプロカメラマン撮影の写真など見ていたSちゃんママとSちゃんYちゃんに出会った。

例によってこの二人の次の仕事もなかなか決まらない。
再度インテリアプランナーに行くがやはり30分待ちと言われて諦め、幼稚園の先生は園児がいそうだったけど何故かYちゃんはもうやりたくないと言う。イメージと違ったのかもしれない。

Sちゃんがビジネススクールに興味があるというので行ってみた。
展示してあるエコ定規に興味津々。これはビジネススクールでお仕事をした子供達のアイデアが実現したものだ。
「ビジネススクール、やってみる」
幸い待ち時間も10分程度だった。もちろん定員は割れまくっている。





7時20分、SちゃんとYちゃんがビジネススクールに入る。
7時23分、カナがパン屋に入る。
7時25分、レナがカメラマンの仕事に入る。

パン屋から紹介しよう。
クロワッサンを作るのだが、なんでも全ての行程には5時間掛かるのだそうで、子供達の仕事はシートをまるめて形を作ることのみ。
既に生地はできている。何十にも重ねたシートが三角に切ってあって、これをくるくると巻いていく。慣れないうちは台の上で、慣れたら腕の上で巻くことを教わる。

さらにイースト菌の発酵などについてもレクチャーを受け、実際の発酵の様子も実験のように見せてもらえる。

但し自分たちのまるめたパンは間に合わないので、最後にお土産にもらえるクロワッサンはスタッフの焼いたものなのだそうだ。
子供達の巻いたパンは焼けたらお客さんに食べさせると教わったそうだが本当かな?



カメラマンの紹介もしておこう。
前々回にカナも体験しているが、写真は自由に撮れるわけではなく、きちんとテーマに沿ったものを撮影してくる必要がある。
ちなみにリーダーが一人決められて、ストップウォッチを持たされるそうだ。
カナの時のテーマは「キッザニアのキャラクター」だったが、レナの時は「キッザニアの乗り物」だった。
はとバス、消防車、救急車、電力会社・・・結構いろんな車が走っている。
元々カナより写真撮影の好きなレナはほとんどスキップで撮影に回っていた。楽しそうじゃん。

撮影した写真の中から自分で一枚選んでプリントアウトする。カメラマン全員で記念撮影したものとあわせてそれがお土産になる。

ビルメンテナンスとビルクライミングは身長130センチ以上という制限があるので、カナもレナもまだ無理だ。



もちろんビジネススクールの紹介もしよう。

環境に優しいエコ文房具を考えるのが仕事だが、デパートに市場調査に行き、みんなで意見を出し合って商品を考える。

右はSちゃんのシートだが、エコパンパンセットとある。エコロジーなボールペンを考案したのだが、会議で却下されてしまったそうな。

仕事そのものはなかなか面白かったようだが、ここのお土産は白いプラスチックのネームバッジで、これはちょっと子供の気を惹かなかったようだ。

なお、このお仕事体験を通してSちゃんとYちゃんは環境への関心が高まり、帰りにもキッザニア内が冬なのにあんなに暑いのは環境に良くないので設定温度を下げることを提案すべきではないかと言い出した。
おお、なかなか目の付け所が良いね。
空調はららぽーと全体で管理しているのでキッザニアだけでは変えられないと思うけど、そういうことを考えるのは前進だよ。

・・・そう、キッザニア内、暑すぎ。
コートがいらないくらい暖かいとは思っていたけど、はっきり言って子供は半袖でいいくらい暑かった。冷房の効いた夏よりよっぽど喉が乾いたかも。



7時半を回るとそろそろ募集を終了するパビリオンが増えてくる。
ちなみに7時10分には既にお菓子工場は募集終了していた。
7時40分から50分にチェックしたときには、キャビンアテンダント、ハンバーガーショップ、消防署、警察署、警備センター、パン屋、ボトリング工場、食品開発センター、ビルメンテナンスが募集を終了していた。
正直言って早すぎると思う。
1時間を切って終了するのがちょうど良いくらいで、可能ならば最後の30分を切ってから多くのパビリオンで終了して欲しい。
だって1時間半前ならまだ要領よく回れば二つは体験できるはず。この時点でこんなに募集終了パビリオンが多いと、残る1時間でやりたいことが何もできない子供が沢山出てしまうような気がする。

今回のメンバーはまだあともうひとつぐらいは仕事ができそうだが、果たして締めにふさわしい仕事が見つけられるだろうか。

左の画像はラジオ局。
ここは二階だが二階にある他のパビリオンとは完全に独立していて、専用の階段からしか行かれないので実は穴場。


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