キッザニア X キッザニア 期間限定「声優」にチャレンジ

*4/7*




声優のお仕事でほぼ1時間近くを消費したので、どうしても二つ目のお仕事に並ぶのは出遅れる。他の仕事の大半は30分前後と、声優の約半分の体験時間だからだ。

しかも声優を姉妹でやったので、分離させるのにも苦労しそう。キッザニアでは「残り一人枠」を見つけることが多いので、(親は大変だが)姉妹別々に行動した方が沢山の体験ができる可能性が高い。

レナは希望のデパートに二回先まで人が並んでいるのを見て、前回姉がトライして楽しかったというインテリアプランナーに並んだ。20分待ち。

カナはパン屋、ピザ屋などを回るがどこも1時間待ちに近くあきらめ、二階に昇る。病院の待ち時間を聞いてみたらとアドバイスするが後込みして行こうとしない。
Yちゃんが希望していた幼稚園の前を通りかかると、並んでいる人数がほんの3人。しかも目の前で前の回が終わりぞろぞろと出てくる。
「幼稚園の先生はどう?」
「うん」
ラッキーにも待ち時間ゼロで彼女は幼稚園に入る。

左の画像 現在、先生のお仕事研修中



幼稚園の前を離れ、レナの所に戻ろうと歩き出すと、ライブハウスの前でSちゃんママとばったり出会った。
状況を聞いてみると、
  • 警察官終了後はSちゃん希望の建設現場へ行くが、この時点で彼女の希望がインテリアプランナーであることが判り、そちらへ移動する
  • インテリアは前の回が入ったばかりでまるまる30分待ちであることを知らされ、後で来ることにする
  • Yちゃん希望の幼稚園に来て、15分ほど待つ
  • しかし途中で「現在園児がいないため、研修のみになるらしい」と聞き、幼稚園もやめる
  • 私からライブハウスが穴場と聞いていたのでライブハウスに並ぶ。次回のスタートは5:10と入り口に明記されていたので15分待ち
初めてなのでどうしてもロスが多くなる。合計で30分以上待っていることになるので、もうインテリアプランナーの仕事に入れた計算だ。といってもこれらは全て後で判ること。
キッザニアで現在の判断が良いか悪いかはそのときにはいつも判らない。

ちなみにインテリアプランナーも今、レナが並んでいるのですれ違いだし、幼稚園の先生に至っては、もしそのまま並んでいたらちょうどカナと一緒に体験できたのかもしれない。



5時13分、レナがインテリアプランナーの仕事に入る。
カナは既に5時ちょうどに幼稚園の先生に入っている。
また、5時10分からはSちゃんとYちゃんもライブハウスのアイドル修行中だ。
四人の写真を撮りながら時間を過ごす。

今回気づいたこと(中には前から実行されていたこともあるが)。
  • 幼稚園とビジネススクールは、現在進行中の仕事のスタート時間とおおよその所要時間が入り口に明記されているので、外にスーパーバイザーがいなくても待ち時間が判る(これは他のパビリオンでもぜひやってほしいな)
  • テレビ局とラジオ局は以前は時間割があってそれに従って募集を掛けていたが、今は時間割無し、前の仕事が終わり次第次の募集を掛けるようになった(これは前からそうしてほしいと思っていたけど実現して良かった。但しラジオ局は並んでいる人数が判りにくいので二階まで見に行く必要があるが)

左の画像 レナ、インテリアプランナー体験中



さて、園児が誰もいないということでYちゃんが諦めた幼稚園だが、なんと実際にカナが仕事を始めるときには園児が三人来てくれていた。
幼稚園の先生は6歳以上限定で、体験は30分間6人までと決められていてお給料ももらえるが、園児は2歳以上6歳未満、時間制限無く好きなときに入って好きなときに出ることができる(親は幼稚園の前で待たなくてはならないが)。

とりあえず園児が三人いれば体裁も整う。先生らしいお仕事もできるというもの。
どうやら園児三人のうち二人は、先生体験をする子の弟妹だったようだが、入ってくれて良かった。

最初から園児がいたらYちゃんたちも幼稚園の先生を体験していたと思う。
やっぱりキッザニアは「運」だ。

カナたちが体験時間を終えて出ていくとき、先生たちと別れたくないと園児の一人は泣きべそをかいたそうだ。懐いてもらえて良かったね。



こちらはレナの仕事風景。

インテリアプランナーは、まず全員で与えられたテーマの部屋のカラーリングを決め(スクリーンのCGで色を変えて組み合わせを確認できる)、それから全員で本物の部屋に色と模様の入ったパネルをはめ、実物を完成させる。

前回カナが体験したときには、「元気な部屋」というテーマが与えられ、赤やピンクを使ったが、今回は「落ち着いた部屋」というテーマだったので子供達はクリーム色やオレンジを選んだ。

部屋を注文した家族の設定は細かく、レナに聞くと「お父さんは教師、お母さんは看護士、お兄ちゃんは中一、妹は小四、お父さんの仕事が忙しく疲れて帰ってくるので落ち着いた部屋にしたいと言われた」そうだ。

このリアルさが面白いよね。



5時30分、カナが幼稚園の仕事を終えて出てくる。
カナが前からやりたいと言っていた街時計は各回40分からの募集なので様子を見に行くが、既に人数いっぱいまで並んでいる。1時間に1回の募集なのでこれはまた後で来よう。

テレビ局ラジオ局が時間割制をやめたので、今、決められた時間に募集を開始するお仕事は、劇場関係(モデル、ステージマジシャン、役者、エンターテイメントショーなど)、パレード、ライブハウス、そしてこの街時計ぐらいだろうか。

ちなみにこの後カナは仕事が決まらずうろうろうろうろ。パン屋、ピザ屋、テレビ局、デザイナー、宅急便、建設現場などちょっと興味のあるパビリオンはどこも30分から1時間以上待ち。並んでいる人数が次回の定員以上。
さっきから今日は混んでいる混んでいるとは思っていたけどやっぱり混んでいる気がする。
街時計で手に持っている飾りがきらきらしている。個人的には前のラッパの方が好きかも。



早くしないとレナがインテリアプランナーの仕事を終えてしまう。その前に何とかカナの行く先を決定したい。

警備センターの定員5名のところ、3人しか並んでいない。待ち時間は25分と微妙だが・・・
「やってみる」
警備センターのガードマンは前回レナが体験して「すごく面白かった」と言っていたお仕事だ。
10月末の段階では定員4人だったが、今は5人に増員されている。
キッザニアは混雑緩和のために可能なパビリオンでは体験人数を増やしている。前回はキャビンアテンダントが4人から5人に増えていた。

左画像は今大人気のはんこ屋。以前はその場で完成させていたが、最近は回転率を上げるため、どんどん体験だけさせて後で出来上がったはんこを取りに来てもらう(もちろん当日中)。

我が家の娘達は今、キッゾを稼ぐことにしか興味がないので、キッゾを払わなくてはならない商店街は今のところ眼中に無いようだ。



カナの仕事が決まってすぐにレナもインテリアプランナーを終えて出てくる。
こちらの次の仕事も難航する。デパートは今日も既に最終の回まで決定して入れず、カメラマンも珍しく長蛇の列。カメラマンが二回先までぎっちり埋まっている日も珍しい。

姉同様、気の乗らない仕事は並びたくないようだし、30分以上の待ち時間も並びたくないようだ。

食品関係は料理教室を除いて全ていっぱいかなと思ったが、ヤクルトの科学研究所の座席が一列だ。
「待ち時間、聞いてご覧よ」
「お一人でしたら25分ぐらいですけど。乳製品のアレルギーはありませんか?」
牛乳は大好きです。

一方さらに5分後にはSちゃんYちゃんのライブハウスも終了する。
「どうする?」
「銀行に行きたい。お財布もらえるんでしょ?」



銀行はいつ見ても大混雑だけど、たぶんこの先も混雑は変わらないだろうから行きたいときに行っちゃえ。

およそ20分かけて彼女たちは口座を開設してきた。
我が家の子供達がお財布をもらった去年の5月と違って、今のお財布にはネックストラップがついている。

いいね、これ、と思ったけど、彼女たちに聞くとこのストラップ外れ易いんだって。
何かに引っかかったときに怪我をしないようにわざと外れやすく作ってあるんだろうけど、財布が重くなると外れちゃうかもね。

上の画像は混雑する銀行の様子

左の画像は、キッザニアからの帰りに撮影させてもらったそのネックストラップ付き財布


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