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動物病院の手術のお仕事が始まったのは1時20分過ぎ。 医師のユニフォームを身につけ、クラゲ帽子をかぶる。 チームは3人で、仕事の分担はくじ引きで決める。 仕事の内容は、腎臓に結石のできたネコちゃんの手術。 このネコちゃん、ぴくぴく動くだけでなく、呼吸に合わせて胸も上下するところが異様にリアルだ。 |
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人間の病院の方の医師と同じで、医師のポーズを取っている。 | ||||
おなかにメスを入れて、膀胱を取りだす。 ネコちゃんがいくらリアルでも、流石にこの内臓はおもちゃチックでホッとする。 |
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膀胱から結石を取りだす。 これ、一個二個じゃなくてかなりいっぱい入っていたとか。 |
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そしてまたきちんと縫合して手術終了。 手術が終わったら、ネコちゃんの呼吸を確認して・・・カナ曰く、手術が終わったとたん、またネコちゃんの胸が上下し始めたような気がすると。 |
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動物病院を出たのは1時43分。 1部閉園まであと1時間と17分。 既に週末で混雑している園内は、次々受付終了の札が目に付くようになっている。 二人は二階の動物病院から下を見下ろして、未体験のビルクライミングに狙いを定めた。 ビルクライミングのパビリオンは、ビルメンテナンスのお仕事とビルクライミングの体験を受け付けている。 カナはビルメンテナンスだけ体験済み。 レナはどっちも未体験。 ここは120センチ以上という身長制限があり、以前は130センチ以上だった。 今でこそレナも120センチはクリアしたものの、小柄なうちの娘たちは、もしかしたらキッザニアを卒業するまで体験できなかったらどうしようかと気をもんだくらいだ。 |
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二人が並ぶと同時にもう二人並び、15分程度と言われたビルクライミングの待ち時間は45分に延びた。 またほぼ同時にビルメンテナンスの方は受付終了となった。 次の仕事が決まってホッとしたのもつかのま、私は大きな失敗に気付いた。 し、しまったー、すっかり忘れてた!! |
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キッザニア東京体験レポート 連続参加の日曜日【1部編】10へ続く
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