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キッザニア X キッザニア キッザニア東京体験レポート 連続参加の日曜日【1部編】

*05*




ベーカリーの待ち時間は1時間以上
さらに他のパビリオンの待ち時間も見ていこう。

写真はベーカリー。60分以上待ち。

比較的空いているトラベルセンターは15分以内。
カメラマンのフォトスタジオも15分以内。
これらは次の回の定員がまだ埋まっていないということだ。

枝打ちができるキッザニアの森は0分待ち。
つまり体験者もいないから志望すればすぐにお仕事が始められる。

警察署は60分以上。警備センターは45分待ち。ピザショップも60分以上。
ファッションデザイナーとマジックスタジオは15分以内。ヤクルトの科学研究所も15分だった。

意外に混んでいるのが2階の動物病院。
こちらは獣医師による手術、獣医師による診察、獣看護師による入院管理の三種類の仕事があり、診察が一番空いていてそれでも60分待ち。獣看護師は90分以上で、手術に至っては120分待ちになっていた。

・・・実は我が家はテレビ局の後、この動物病院を考えている。
いったい何分待ちになることやら。



そろそろテレビ局の本番が始まるので戻ろう。



本番中はテレビ局から出入りできないから、何時頃に本番が始まるか事前にスーパーバイザーに聞いておいてその時間に戻るといい。

もちろん練習からずっとかぶりつきで見学するのも有りだが。



テレビ局のお仕事が終わったのは約10時。
ちょうど1時間テレビ局を体験したことになる。

終わろうとしているとき気付いた。
一人の子が首から札を下げている。
見るとそれはお菓子工場の予約札だった。

そうか、今はJOBスケジュールカードで予約したら、9時の開園を待たずに次のお仕事に移動できる。
まず入場と同時にお菓子工場を予約して、それから入れるところを探すのが一番効率いいのかなぁ。

まあ、みんなそう考えるから開園時間よりずっと前にお菓子工場の受付が終了になっちゃうわけだけど。




手術台に乗せられているのは可愛そうな三毛猫ちゃん
テレビ局が終わったら、当初予定していた通りボトリング工場と食品開発センターの間の階段を昇って二階の動物病院へ。

目的の仕事はさっき最も待ち時間が長かった獣医師の手術・・・。

さあ、待ち時間は・・・?



カナが振り返って私に聞いた。
「手術は3時間待ちだって。でも一番待ち時間が短い検診でも2時間待ち。予約していい?」
どうぞ。
カナはまたスーパーバイザーの方に向き直って一言二言会話した。

結局、動物病院の獣医師を予約。
集合は13時10分。
お仕事開始は13時20分の予定。
3時間10分の自由時間。
3時間20分先のお仕事の予約ということになる。

動物病院の予約が入れられたのは良かったが、さて既に一つ予約を入れてしまったとなると、その予約が消化できるまではもう他のお仕事の予約は入れられない。
つまり今が午前10時だが、午後2時近くまではその場で並んで待つ全てスタンバイ待ちのお仕事しか体験できないことになった。

意外と混んでいるこの日、すんなり入れそうなところはなかなか見つからない。
ようやくやってきたのは・・・お仕事相談センター。




もちろんお仕事の紹介カードを作成するお仕事ライターの仕事をするだけがお仕事相談センターの体験ではない。
単にふらりと立ち寄って、仕事を紹介してもらうのも有りだ。
ここは以前は、まずお仕事を紹介してもらい、紹介してもらったお仕事をすませて来てからもう一度戻ってきて、そのお仕事の紹介レポートを作成すると言うお仕事ライターの仕事があった。

以前・・・と書いたのは、実はいつの間にかシステムが変わっていたからだ。

今回こうしてお仕事相談センターを訪ねて初めて知った。
もう随分長いことお仕事ライターやってなかったからなぁ。

今のお仕事相談センターは、まずどこか別の仕事を自主的にしてきて、それから直接その仕事の紹介レポートを作成するようになっている。

つまり、今までは仕事が入れ子式だったけど、今は紹介してもらう手間を省き、やってくるなりいきなりレポート作成に入れるのだ。

合理的といっちゃあ合理的。



だから、私は最初カナとレナがお仕事相談センターに入った時、いったんどこかの仕事の紹介を受けてすぐに出てくるものと思っていた。
ところが後から入ってきた二人の子供と一緒に腰を落ち着けて何やら書き始めたのを見てびっくり。
慌ててスーパーバイザーに確認したというわけだ。

その日体験した仕事に限り、お仕事紹介レポートを書くことができる。
よって、どこかで仕事をしてこないと、お仕事ライターの仕事は体験できないわけだ。

たまたまカナとレナはテレビ局帰りだったので、こちらでの体験をレポートにしたようだ。



ところで、二人が仕事をしている間、小さいお子さんを連れた家族連れがお仕事相談センターをのぞいた。
「あのう、こちらではお仕事の紹介をしてもらえるんでしょうか」
「そうですよ」とスーパーバイザー。「何のお仕事がやりたいのですか?」
「それを相談に来たんですけど」
「・・・」

ううん、会話がかみ合っていない。

これを聞いたとき私は、今日はもしかしてリピーターよりも初めてキッザニアに来た人が多いのかもしれないと感じた。


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