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キッザニア X キッザニア キッザニア東京体験レポート 平日2部の予想外混雑

*05*



キッザニア消防署では、訓練を終えた消防士たちが着替えているところだった。

何しろ火災と言うのは緊急事態。
数秒の遅れが被害を倍増させる。
着替える時も迅速に・・・といっても小さい子は難しいよねー。
そういう場合は大きい子たちが手伝ってあげるべし。
それがチームワークというものだ。



「消防車が通ります。道を開けてください」

サイレンとともに聞こえるのは・・・カナの声だった。




放水よーい

いつも思うんだけど、火災現場のカメラマンさんは大変だ。



消防士と言う仕事は小さい子たちにとっては憧れだろうし、大きい子にとっても、この放水はなかなかどうしてスカッとする行為なんじゃないかと思うんだが。



消火活動を最後まで見ることなく、慌てて飛行機パビリオンに戻ってみると、ちょうどレナたちが仕事を終えて出てくるところだった。

ぎりぎりセーフっ。



時刻は4時23分。

おっ、まだ4時半まで7分もある。
うまくすれば余裕で二回目のお仕事が入れるところに滑り込める。
もっとうまくすれば、誰も子供が来なくて1回目のお仕事が始まっていないようなところにも入れるかも・・・って、今日の半端な混み具合ではそれは無理か。

とにかく前回みたいに二番目のお仕事が決まらずに大通りを二周もしてしまうようなことは絶対に避けたい。

飛行機パビリオンから食べ物関係が並ぶ方向に進んでいくと、ちょうど科学研究所の次の回が始まろうとするのが目に付いた。

まだ定員に満たないので、男の子が二人、どうしようか迷いながらスーパーバイザーに相談している。

レナ、科学研究所、どうよ



というわけで、レナは待ち時間ゼロで科学研究所に入った。

あまりにもタイミングが良い。

しかしこのタイミングの良さが後で災いになろうとは。


左の写真はテレビ局。
60分以内の待ち時間。




これはビルメンテナンスとビルクライミングの待ち時間。
看板の右がビルメンテナンスで左がビルクライミング。

こちらは同じ場所を20分後に撮影したもの。
30分待ちと1時間待ちに差が開いていた。



レナが科学研究所に吸い込まれていく様子を、消火活動を終えたカナが目撃していた。

火災現場と科学研究所はすぐ近くだから。

レナは既に二つ目のお仕事に入っているが、カナはまだこれから消防車に乗車して消防署まで戻らなくてはならない。

おっと、そろそろムーミンままさんと、ななちゃんの到着時間だ。
ナショナルストア側の出口まで迎えに行かなくちゃ。


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