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キッザニア X キッザニア キッザニア東京体験レポート 2011新年大集合

*08*



ふと休憩室で振り返ったら、ちょうどカメラマンチームの子供たちが通過するところがドアの外に見えた。

フォトスタジオのお仕事は、首から一眼レフカメラ(もちろん本物)を下げて、クライアントに頼まれたテーマの写真を園内で撮影してくること。

例えばキャラクターとか、光るものとか。

撮影が終わったらパビリオンに戻り、よくできたと思われる一枚を自分で選んでプリントアウトしてもらう。

ちなみにカメラマンの帽子は、撮影の邪魔になるから必ず"つば"を横か後ろにして被るよう教えられる。
だらしなくかぶっているわけじゃないんだよ。






フォトスタジオの後ろはインフォメーションカウンター。

スーパーバイザーとウルバノのやり取りが可笑しくて。



プリントアウトしてもらった写真を額に仕舞っているところ。

まもなくフォトスタジオの仕事も終わる。



さっき花屋のリース作りの話をしたので二人は花屋に行きたがった。

しかしカメラマンの仕事が終わったのが8時7分。

花屋は毎時00分に始まるから、もう間に合わない。
だいいち定員だって埋まっている。

というか、もう閉園まで1時間を切っているのだから、すくら比較的空いているとはいえ土曜日だし、最後の仕事のひとつぐらいは見つかると思うけど、いつもの終盤の定番、いつでもがらがらのパビリオンしか残っていないかも。



花屋の前で逡巡していた私たちは突然声を掛けられた。

振り向くと、ごりるさんだった。

ゴウカザルくんがすぐ近くのキッザニアの森に一人で並んでいるから、あと一人、一緒にやらないかという話だった。




ゴウカザルくんとカナが入り、8時8分、キッザニアの森も受付終了。
キッザニアの森はさっきも書いたように身長制限があり、レナはまだ体験できない。
でもどっちにせよ定員は2名で、あと一人分しか空きは無い。

カナは未体験のお仕事に興味を持って、やりたいと言った。

レナはカナの言葉が予想外だったようだ。
みるみるショックを受けたような表情になった。



とにかくレナの仕事を探さなくてはならない。

当てもないとふらふら歩く彼女を追って左右を見回す。

消防署、警察署はもちろん、裁判所も受付終了。

あっ、まだ宅配センターが終わっていないみたいだよ!



宅配センターのベンチには3人子供が座っていた。
さらに親に連れられたもう一人がスーパーバイザーと話している。

宅配センターの募集定員は・・・表示を見ると8名まで。
余裕だね、と思いレナに勧めてみると後ろ向きな表情ながらやってみると言う。
いつの間にかさっきの親子はどこかに行ってしまってスーパーバイザーの手が空いた。
レナが話しかけると定員に入れてくれた。

後で知った。

最終回に限って宅配センターの定員は半分の4人だった。
レナがこの最後の枠に入れたのも運だったのかもしれない。

宅配センターも4人揃って8時10分には受付を終了した。


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