*01*
参考までに子供たちが絵の具屋体験中の頃の各パビリオンの待ち時間情報を載せてみよう。
絵の具屋と筆記具屋の待ち時間が逆転したり、消防士が空いているのにパイロットが混んでいたりするのは、本当にタイミングの問題だ。 今回我が家はプランを立てて動いてみたが、決してそのプランに縛られず、園内全体の混み具合と比較して並びたいお仕事の待ち時間が長いようだったら、他のお仕事を間に入れてみるなどの柔軟な対応が、その日の充実度を左右するかもしれない。 |
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さて、カナがビルメンテナンスに入ったところまで話を戻そう。 カナが今までビルメンテナンス・ビルクライミングの体験をしたことがなかった理由は単純で、最初は身長が足りなかったからだった。 ビルメンテナンス・ビルクライミングは以前は130センチ以上という身長制限があったのだ。 カナがようやく130に届こうという頃、制限が緩和されて120センチ以上になった。 でも何んとなくその頃は機会が無くて、そのうち我が家のキッザニア休止期間に入ってしまいそのままになっていた。 今ならレナでも120は越えているので昇れるはず。 そのうちレナにもトライしてもらおう。 |
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ビルメンテナンスのお仕事は、生活救急車で園内を一周した後、ビルの二階の割れたガラスを交換すること。 上履きのような専用の靴に履き替え、命綱をセットしたら、一人ずつ壁の突起を伝って二階のバルコニーに昇る。 スカートのお子さんにはズボンが用意してあるが、以前、それでスカートの上からムリムリにズボンを履いている女の子を見かけた。 とにかくスカートでも体験させてもらえるのでズボンを履いてこなかったからと諦めなくても大丈夫。 またバルコニーの上ではちゃんとスーパーバイザーが待っていてくれるので安全だ。 |
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オレンジ色の吸盤のようなものを使い、ガラス(たぶん本物じゃなくてプラスチック)に直接触れないよう割れている部分をはずす。 それから新しいものと交換して完了。 最後に宙ぶらりんになって下まで降りてくるのがこの仕事のハイライトか。 高所恐怖症だとちょっとできないお仕事かもね。 |
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隣では男の子たちのグループが楽しそうにビルクライミングを体験していた。 ビルメンテナンスと違ってビルクライミングは昇ること自体を楽しむようになっている。 ゴールのボタンを押すまでのタイムを競えるし、コース自体がビルメンテナンスのお仕事と違って複雑で頭も使わなきゃいけない。 だからまあ、ビルメンテナンス・ビルクライミングに関しては、初回はビルメンテナンスをやってみて(生活救急車にも乗れるしお給料ももらえる)、二回目からビルクライミングにしてみるというのがいいかもしれない。 ビルクライミングはキッゾを払わなきゃならないけど、体験時間も短くて済むし、何より何回やっても楽しめそう。 |
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7時15分、カナのビルメンテナンスのお仕事終了。 流石にもう待てない。 次の仕事を探す前にピザを食べさせよう。 なんたってさあ食べるぞと思っては名刺屋、今度こそ食べるぞと思っては絵の具屋、何が何でも食べるぞと思ってはビルメンテナンスに即入りしてお預けになっていたのだから。 次の仕事を探し始めちゃうと、また食べられなくなるかもしれない。 二度あることは三度あったので、もしかしたら四度あるかもしれないし。 劇場入り口近くの座席でカナにピザを食べさせて、その間に二階のレナの様子を見に行った。 そろそろ筆記具屋が終わるはず。 彼女の次の仕事も並行して探さなくては。 |
二階に行くと、まさにレナが筆記具屋の仕事を終えるところだった。ナーイスタイミング! ふぅん、筆記具のホルダーはシルバーにしたんだ。渋いね。好きなピンクを選ぶと思っていたので意外だった。 |
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画面は筆記具屋と同じフロアのフットボールスタジアムにあるモニター。 これを見ながらシュートを学ぶのかな? |
ところが、私の姿を見たレナは仰天した。 何をそんなに慌てているんだ? 「こっち来ないで!! もう次の仕事は決まってるんだから、はいはい、行って行って」 回りのスーパーバイザーはみんなクスクス笑っている。 「次は名刺屋をやるんだからママは来なくていいからね。名刺屋だよ、名・刺・屋」 すごい剣幕で追い返されてしまった。 |
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まあ名刺屋だったらどんな体験をするか、カナを見てもう判っているからひっついていなくてもいいか。 レナの態度を不審に思いながらも私はまた一階へ下りた。 そろそろカナがピザを食べ終えるはず。 カナの次のターゲットは建設現場か病院の眼科手術だ。 |
この時間帯、お客さんがゼロだった銀行 |
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リニューアルしたばかりの建設現場はキッザニアスカイツリーとキッザニアブリッジを作るのが仕事。 スカイツリーって・・・またタイムリーなお仕事だね |
建設現場と眼科手術では眼科手術の方が興味があったカナだが、食べ終えてまず手前の建設現場の様子を見に行ったところ、なんとこれがすぐに入れそう。 具体的には並んでいる子供たちは定員8名のうち、たったの3名。 で、前の回の子供たちはちょうどお給料を配られているところ。 これはまたなんともタイミングが良い。 すぐに次の回が始まるじゃない。 |
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キッザニア東京体験レポート 意外に空いてる日曜日10へ続く
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