キッザニア X キッザニア　キッザニア東京体験レポート　意外に空いてる日曜日

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			結局カナは、テレビ局からスタートして、25分の待ち時間があって筆記具屋を体験した後は、待ち時間無しで続けて名刺屋に入り、そのあとも数分待ちで絵の具屋に入った。 一見とてもラッキーなのだが、その代わりといってはなんだが、本来筆記具屋の後に食べるつもりだったピザがまだ口に入らない。 私の手にはレナの作ったピザの半分が入った紙箱があって、くずさないようずっとそれを水平に持ち歩いているのだが、もうすっかり冷めてしまったよなとちょっと残念に思う。 だってまさかこんなに回転よく次々と入れるとは思ってもいなかったんだもの。

	この朱色の台を押すと、絵の具が上から出てくるしくみ		そしてこのチューブに入っていく。チューブを透かして、今どこまで絵の具が入っているか見える？

			絵の具が上まで入ったら押すのをやめて取り出し、上からプラスチックの蓋をはめる。 これを五色分繰り返し、完成したら箱に詰める。

	これが完成図。 何回か絵の具屋に通えば全色揃うかも。 二人が絵の具屋を終えたのは6時40分。 ちらちらっと辺りを見回すまでも無く、レナの次の体験は決まった。 なんと今度は筆記具屋のベンチが空いている(絵の具屋の次はもう並んでいた)。 レナはさっきカナが作った三色ボールペンをいいなぁと見ていたし、、これはもう筆記具屋で決まりでしょ。 いやぁ本当にあのボールペンはいいよ。 私もほしい。 マジでデザインいいもの。 というわけで、レナはそのまま筆記具屋に並ばせた(もう前の子たちはすぐにでも終わりそうだった)。

	デパートのお仕事を待つためのベンチ。以前はこれが無くて、外に突っ立って待たなくてはならなかったものね。		問題はカナだ。 既に新商店街三連発は終わっているし、そろそろ1階に降りて次のミッションをこなさねば。 ああいやいやその前に食事だった。 このずっと片手で抱えているピザを食べてもらわなくては。 とその前に・・・ ふふふ。 さっきレナの絵の具屋の予約を取った時のように、食べる前に次の仕事の予約予約。 予約を入れてから、集合までの自由時間に食事。 これこそがJOBスケジュールカードを使いこなす極意っ(まだ言ってる)。 ・・・ところが ここにひとつ罠が仕掛けられていたのだ。 その罠とはっ

	「次、プランでは何の仕事をすることになっているの？」カナが階段を降りながら聞いてきた。 「・・・えーとね、筆記具屋の後は、建設現場かビルクライミング・・・そのあとレンタカーで終わり・・・」って、まだあと2時間半近くも残ってるのに、既にプラン以上のミッションをこなしているような・・・。 「あっ、あとね、プラン作った時は気付かなかったんだけど、病院に新しいお仕事ができているみたい。目の手術をするやつ」 「ふーん、目の手術、やってみたいな。でもとりあえず次は建設現場でもビルクライミングでもいいよ」 ちらっと建設現場の方を見やると、まだまだ次の仕事は終わりそうにない感じだし、既にその次の定員いっぱいぐらい並んでいるように見えた。 「じゃ、ビルクライミングの方に行ってみようか」		ずっと私が手に持っているレナのピザ

			ビルクライミングのパビリオンでは、ビルメンテナンス(仕事)とビルクライミング(体験)の二種類を受け付けている。 どちらも壁をよじ登るのだが、片方は仕事なのでキッゾをもらい、もう片方は体験なのでキッゾを払う。 カナはどちらも未体験だったので、どちらでも良いと考えていた。 そこでまず待ち時間を聞くと・・・ 「ビルクライミングは15分待ちですが、ビルメンテナンスなら今すぐに入れますよ」 「じゃ、ビルメンテナンスやります」 って・・・答えてから気がついた。 すぐ始まっちゃうんじゃ、ピザ食べられないじゃん(涙)。

	ファッションデザイナーは定員割れの2人での体験		いやいやソフトクリームショップですら定員割れの2人での体験？

	予約してから食事・・・の罠。 それはあまりにもラッキーだと食事時間なんて全く無いというパターンがあるってことだった。 カナが入った時点でビルメンテナンスの定員3人は揃い、本当にすぐに仕事が始まった。 運がいいんだか悪いんだか・・・いや良すぎるのか？

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