池田湖は薩摩半島南端にある湖で、意外にも九州最大サイズ、火山活動によって生成されたカルデラ湖だ。
1.8メートルもある大ウナギが市の天然記念物に指定されているほか、なんとイッシーなる謎の生物の目撃もあったという神秘的(?)な湖だ。
湖畔にイッシー像があった。亀のような恐竜のようなユーモラスな姿をしている。
しかし雨は止んだもののやっぱり空は灰色で、もうひとつ湖の色もさえない。
「あっ、菜の花見っけ」
バス停から見える場所にちょっとわざとらしい感じで菜の花畑があった。
花は満開で、湖と薩摩富士の異名を持つ開聞岳が重なって、誰でも絵葉書のような写真がとれること請け合い。
池田湖から指宿の町まではすぐ。
街に入る手前の農地には主に豆類・・・スナップエンドウやソラマメが植わっている。キャベツも少々。
なんというか、やっぱり温暖なんだなと思う。今、12月後半だけど、もう指宿は春みたいだ。
町に入り「ふれあいプラザなのはな館」のところで右に曲がる。
このなのはな館、地面に斜めにロケットが刺さったようなというか、曲がったレモン搾り器みたいというか、とにかく変わった建物。館内には温泉を始め文化・スポーツのための設備がいろいろ備わっていたようだが残念ながら2011年から休館している。