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平湯キャンプ場日記3-1


1.狙い目は貸切家族風呂

最終日 2004年8月30日(月)


 古宝館のロビーには、週間予報が小さな電光掲示板みたいなのに記されている。
 昨日見たとき、今日は雨の予報になっていた。
 テントならいざ知らず、温泉宿に避難した今は、最終日は雨でもいいやと開き直っていた。
 なのに朝の空は明るかった。
 やっぱり信じられない!!

 6時半頃目覚めたら、パパはもう朝風呂に出かけた後だった。
 子供たちが起きると騒ぐから、どうしても一人は残っていなくてはいけない。
 だから朝風呂は早いもの勝ちなのだ。
 日記を書くので夜更かしになりがちな私と違って、旅先でのパパは朝が早い。ほくほくとタオルを首にかけて出かけてしまったに違いない。
 やられたな。

 7時を10分ほど過ぎてようやく戻ってきた。
 朝食は8時から。
 仕方ない、30分しか時間は無いけど、私も駆け足で入ってこよう。
 本当は寝ぼけ眼のまま朝風呂するのが最高なんだけど、しゃっきり目が覚めた後でも、入れるだけいいよね。


今朝もまだ雨は降っていない。本当に台風はどうなっちゃったんだろう。

女湯の内湯。湯口は赤茶色に染まっている。

女湯の露天風呂。新平湯温泉はなかなかの美肌湯。 


 まずは女湯へ。
 やっぱり景色、いいよな。曇るとよく見えないので、窓ガラスにばしゃばしゃお湯をかけた。
 大きなお風呂で長々と手足を伸ばした後、露天風呂には行かずにいったん服を着る。
 お目当てはこれから。
 狙い目は家族風呂。
 当然先客は誰もいないから、札をひっくり返して入らせてもらう。
 狭いし通気が良くないから蒸すが、実はここが一番お湯が良い。
 昨日、ほぼ制覇して勝手にそういう結論に達した。
 しかも総檜だ。
 さらに夜の間、誰も入っていないから、これが本当の朝一番。
 ざぶーん。
 じゃじゃじゃじゃばーっ。
 勢いよくお湯が溢れる。
 お湯は激熱だが、気持ちいい。
 ふー。
 極楽極楽。
 ちなみに大浴場と違って、ここの湯の花は何故か真っ白。



3-2.朝から朴葉味噌へ続く


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