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◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記

16.パティスリープティメルヴィーユ






 ここでの目的は函館オルゴール堂の他にもうひとつあった。
 それはパティスリー プティメルヴィーユ。
 プティメルヴィーユは函館メルチーズという定番土産菓子で知られている。
 金森レンガ倉庫には、もちろんそのお菓子も売っているが、地元産の食材を使ったオリジナルケーキが食べられるカフェもあるのだ。
 そして甘いもの好きのレナはもちろん出発前からチェックしていた。





 パティスリー プティメルヴィーユも函館オルゴール堂と同じBAYはこだての中にある。といっても、同じ倉庫の並びではなく、運河を渡った向かいの棟だ。
 ここでアニマル系ケーキ三種-アミィショコラ、アミィフレーズ、おじぞうクン(これだけはアニマルではないが)を注文。それぞれ好きなものを選んで食べた。
 なんだか見た目がかわいすぎて食べるのがもったいない。





 この後はさらに散策して、何故か長崎でもレナがはまった天然石アクセサリー専門店「石ころ館」を見つけ、またまたレナがそこから動かなくなってしまったり。
 着飾ることに興味があるわけではなくて、とにかく天然石が好きらしい。
 この手の店に入るとなかなか出てこない。

 そしてようやく石ころ館を出て固まったオルゴールを受け取ったら、いよいよ函館山へ向かうことにする。

 ちょうど金森赤レンガ倉庫からは、倉庫の屋根越しに函館山がくっきり見えているんだよ。
 とげとげの尖塔が並ぶロープウェイの山頂駅が、展望施設が、とてもよく見えるんだよ。
 これが雲や霧で隠れていたらアウトだけど、天気予報とはまるで逆にとてもよく晴れている。
 よし、夜景観光決行だ。


金森赤レンガ倉庫の風景いろいろ




2-17函館山ロープウェイ乗り場へ続く


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