7.最後の温泉は湯陶里(ゆとり)
さて、最後の温泉に選んでみたのは
会津本郷温泉 湯陶里。
ちょうど帰り道のルート上にあったので。
疲れたレナとか寝てしまう前がいい。
国道沿いの表示に従って曲がれば、白い田んぼの中を道は一本続いている。カーブして川沿いに出ると、左がキャンプ場で、右が
湯陶里。
建物はぽつんと他に何もないところに建っていた。
外に出ると身を切るような寒さ。川沿いで風が冷たいのか、グランデコより寒く感じる。これは早くお風呂に入って温まらないとね。
バリアフリーな下駄箱は少し狭め。長靴専用の靴箱があるあたり、雪国だなと思わせる。
下駄箱に限らず、ここは休憩室も露天風呂もひととおり備えているけど、全体的に小ぶり。駐車場には平日にもかかわらずぎっしりと車が停まっていたので、もしかして混んでいるかなと思った。
脱衣所の一番奥に長椅子がひとつ、浴室は内湯はまあまあの広さ。露天風呂は3人も入ればいっぱいという感じ。
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、臭いはほとんど無い。ちょっと甘塩味。でもごくごく薄い。わりと温め。循環仕様で、特徴は薄い感じ。
温まり度は即効性は無いけど、あがると温まっているなという感じ。外気温が低いので、上がった直後は少し寒い。
露天風呂は囲われてしまって景色が見えないのが残念。内湯から立ち上がれば、広がる河川敷と吾妻連山。今は雲でよく見えないが磐梯山も見えるらしい。
もう帰り道で寝てしまってもいいように、子供たちを洗った。いやいや親が洗ったのではなく、カナとレナは二人で仲良く洗いあっていた。仲良しのときは本当に仲のいい姉妹。湯上り、他のお客さんに、喧嘩なんかすることもあるの?信じられないと言われていた。