本郷温泉 湯陶里(ゆとり)

オートキャンプ場隣の第三セクター系日帰り温泉

  • 所在地 〒969-6059 福島県大沼郡会津美里町字六日町甲4106−1 TEL 0242-56-4364 FAX 0242-56-4396
  • 公式サイトURL http://www.aizu-misato.jp/spa/yutori/yutori_facilities.html
  • 泉質 ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
  • 日帰り温泉入浴料 大人510円、小学生250円、幼児無料、会津美里町内在住者割引有り
  • 営業時間 9:00~21:00(最終受付20:30)
  • 休館日 水曜(祝日の場合は翌日)
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、サウナ、大広間休憩室、個室(有料)、食堂、ラウンジ、足湯
[2004年1月のデータ ただし日帰り温泉料金・営業時間・定休日等は2016年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 湯温は適温、泉質は刺激無し、
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★☆☆☆☆ 脱衣所の奥にベビーベッド代わりになりそうな長椅子あり

本郷温泉 湯陶里(ゆとり) 体験レポート

会津本郷温泉湯陶里 外観

 会津本郷は陶器の町。8月の第一日曜には大きな陶器の市、会津本郷せと市が開かれ、町内には16軒もの窯元が日々、会津本郷焼を生産している。
 会津本郷焼は文禄時代、鶴ヶ城の瓦を製造するために播磨から瓦職人を招いたことにはじまる。

 湯陶里(ゆとり)はそんな会津本郷町にあって、館内のいたるところに会津本郷焼を使用しているのが特徴となっている。
 実際、入り口を入ってすぐ、円筒形の大きなゴミ箱兼灰皿の胴体が陶器でできていることに驚かされる。
 さらに中には陶器販売コーナーなどもある。

 場所は阿賀川沿いの河川敷。あたりに何もないところにぽつんと建っている。近くにはキャンプ場などがある。川を渡る風が冷たい日だった。雪もちらついている。

 バリアフリーな下駄箱は少し狭め。長靴専用の靴箱があるあたり、雪国だなと思わせる。
 下駄箱に限らず、ここは休憩室も露天風呂もひととおり備えているが、全体的に小ぶり。駐車場には平日にもかかわらずぎっしりと車が停まっていたので、もしかして混んでいるかなという印象だった。

 脱衣所の一番奥に長椅子がひとつ、浴室は内湯はまあまあの広さ。露天風呂は3人も入ればいっぱいという感じ。
 ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、臭いはほとんど無い。ちょっと甘塩味。でもごくごく薄い。わりと温め。循環仕様で、特徴は薄い感じ。
 温まり度は即効性は無いけど、あがると温まっているなという感じ。外気温が低いので、上がった直後は少し寒い。

会津本郷温泉湯陶里 露天風呂の外側 会津本郷温泉湯陶里 露天風呂
本郷温泉 湯陶里の外観と露天風呂。外観の湯気が上がっている所は外から見た露天風呂の位置。

 お湯は毎朝入れ替えているとある。
 露天風呂は囲われてしまって景色が見えないのが残念。内湯から立ち上がれば、広がる河川敷と吾妻連山。今日は雲でよく見えないが磐梯山も見えるらしい。

 福島の旅の最後に寄ったので、もう帰り道、子供たちが寝てしまっても良いようにごしごしと洗った。
 いやいや親が洗ったのではなく、姉妹二人で仲良く洗いあっていた。仲良しのときは本当に仲がいい。湯上り、他のお客さんに、喧嘩なんかすることもあるの?信じられないと言われていた。


 文中で会津本郷町と書いている市町村は、2005年に会津高田町、新鶴村と合併し、現在は会津美里町となっております。
 また、本郷温泉 湯陶里も以前の名称は会津本郷温泉 湯陶里でした。

近隣の子連れ遊び場情報

  • 手作り体験ひろば番匠(赤べこ絵付けなど3歳ぐらいから楽しめる、グランデコ雪遊び日記に遊んだ記録有り)
  • 鶴ヶ城(天守閣からの眺めが良い)
  • 会津本郷焼の体験可能窯元
  • せせらぎ公園オートキャンプ場(会津本郷温泉湯陶里に隣接、釣堀あり)