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12.一人でも歩けるかも




 




 ジャンクションで右のコースを選び、次のルックアウトに着いた。
 ここからは海ではなく森の中にぽつぽつと家が点在する様子が見える。
 だいぶ高いところまで登ってきたなぁという感じ。
 ここからの景色はさっきのルックアウトと比較すると大したことは無かったが、そのかわり・・・
 「ユリシスがいっぱいいる」
 「見えた見えた」
 ちょうど見下ろす下の方に何匹もユリシスが飛んでいるのが見えた。入り口でもそうだったけど、この辺はユリシスもとても多い。
 ふいにざっざっという足音が聞こえて、
 「ハーイ」
 ジョギングでもするような服装の若いお姉さんがすれ違った。

枝にぶらさがっているのは・・・何かの抜け殻。結構大きかった。


からみつかれてモンスターみたいになった木


蘭の一種


ルックアウトから。結局ユリシスはどれも遠くて撮影できず。



 このルックアウトを見たところで引き返すことにした。
 コースの途中に時々、木の名前を書いた杭を見ることができる。
 ネイティブ・ナツメグとか、スワンプ・マホガニーとか。
 帰り道、さっきとは別の女性に追い越される。
 「ハロー」
 パパは「みんな女性一人で歩いているんだな」と感心している。そういえばヒンチンブルック島のマクシラから歩いたのも女性一人だったよね。
 「それもさ、みんな近所のコンビニまで行くような服装で歩いているじゃない」とパパ。
 うん、気軽に歩けるコースってことだよ。
 次は私一人で歩いてみようかな・・・と、そのとき思った。この辺りの簡単なコースなら女性一人でも心配なさそうだから。

ネイティブ・ナツメグだって




天然トンネル





 駐車場まで戻ってきて、私たちのコースタイムはちょうど45分。
 海を見ながらミッションビーチまで戻る。この辺りの海辺は岩場になっている。それが砂浜に変わったなと思えばすぐにクランプポイント・ジェッティ(桟橋)だ。この桟橋からダンク島行きのフェリーが出る。
 今は出航時間ではないから閑散としたジェッティを越して、クランプポイントの岬を越して、私たちは午前中立ち寄ったばかりのビジターセンターの駐車場に車を入れた。
 実はもう一度ビジターセンターに用がある。



7-13鳥のペンダント花のペンダントへ続く


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