帰国して知った。サンドフライは日本語でサシチョウバエ(刺し蝶蝿)。
写真も探した。
ウィキペディアのチョウバエの写真と、
厚生労働省検疫課のサシチョウバエの絵(スクロールして(2)蠅によって媒介される病気の一番上)
それから掲示板でみらさんに教えてもらった
chiemomoさんのサンドフライ写真 (これらの写真を見てもサンドフライと呼ばれる虫には数種類あるような気がする)
一応、噛まれないように注意はしていたのだ。
日本から虫除けの薬も持参した。虫除けの有効成分はディートだ。自宅の薬箱を開けたらディート5%の製品と10%の製品があったので、少しでも効果が高いようにと10%の製品を持ってきた。
でも日焼け止めも塗って、虫除けも塗ってだと、体中に薬を塗りつけているようで何だか気持ち悪い。
おまけに夕方というと、昼間海やプールで遊んだり汗をかいたからとシャワーを浴びた後だったりして、そこでまた皮膚に悪そうなディートを塗りたくるのは抵抗がある。ディートを肌につけたまま寝たくは無いからもう一度寝る前にシャワーを浴びたりすれば、今度はお湯を使い切った後で冷たい水シャワーを浴びる羽目にもなるし。
暑いので長袖もあまり着たくなくて、本当に悩ましい。
噛まれたその後のこともちょっと書いておこう。
痒みはほぼ一週間続いて、特に痒みを感じ始めてから二日は夜もよく眠れなかった。
痒み止めを塗って数分は痒みが収まるような気がするので、ムヒをじゃぶじゃぶ(!)惜しみなく使ったところ、もともと開封済みだったムヒは二日でほとんど無くなり、このままでは痒みでおかしくなってしまいそうという恐怖に襲われた私は、買い出しに行くパパに現地のかゆみ止めの購入を依頼した。
パパが買ってきたのはItcheze
plus
creamという黄色いチューブ。
ユーカリの一種であるティーツリーのオイルが含まれている。
「チューブにスーパーストロングって書いてあるから要注意」とパパ。
これは確かになかなか効いて、沁みないのにスーッと痒みが収まるような気がする。
そうは言ってもやっぱりすぐにぶり返してくるので、薬のチューブは帰国の機内までわざわざ液体専用ジップロックに入れて持ち込んだ。
幸い帰国してからは痒みは収まった。
私のサンドフライ体験はこんな感じだった。
次回の渡豪時はほんの少しでも免疫がついてりゃいいんだが・・・。
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