** ケアンズと森とビーチの休日 **
ブルースハイウェイはさとうきび畑が続く。
タリーの信号でストップ。
さて、このケアンズからタウンズヴィルまで続くザ・グレート・グリーンウェイことブルースハイウェイには数えるほどしか信号機が無いらしいが、一応タリーには二機ほど設置されている。
それがまた、これでもかこれでもかというくらい一ヶ所に大量の信号機。
縦横ナナメ・・・何もこんなにはいらないだろうと思ったが、帰り道、大型トラックが前を走っていて理解した。この辺の車は家まで積んで走るらしいから、前の車が邪魔で赤信号が見えなかったらまずいものね。
タリーを越すと、まだ知らない道。
景色はイニスフェイルからタリーに向かう道とあまり変わらず平野の先に山地が見える。
さとうきび畑と放牧地をいくつも過ぎて、いつの間にか左手が海だと思ったらそこがカードウェルだった。
ハイウェイはほぼカードウェルの中央を貫いている。
左手の景色は木立とその向こうに海。
右手の景色は田舎の港町。
町の歴史は古いようだが、それはきっとヒンチンブルック島周辺の浅瀬が良い漁場になっていたからだろう。
何となく垢抜けない、こう、釣り好きの親爺が週末を過ごすためにあるようなところ。
入って直ぐの左手にシーフードショップが、右手に大きなカニのディスプレイがあるシーフードレストランがあって、町の真ん中で電信柱に取り付いている人形はカードウェル・ブッシュ・テレグラフというミュージアムのものらしい。
シーフードレストランMUDDY's。カニのディスプレイが目立つ
これは帰りに撮影したものだけど、電信柱に人が取り付いているようなディスプレイはカードウェル・ブッシュ・テレグラフのもの