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** ケアンズと森とビーチの休日 **

21.ミッションビーチへ




 




 ここから先の道は本当に平坦だ。
 一直線というわけではないけれど、アップダウンはほとんど無い。
 フラットな土地にバナナ畑とさとうきび畑が並んでいる感じ。
 空の広さを感じる。
 砂糖博物館のあるモーリリアンを過ぎて、ムーダリングポイントワイナリーが近くにあるシルクウッドを過ぎて、エル・アリッシュのところで海側に曲がる。

 ミッションビーチまでは軽く一山越えなくてはならない。
 ダンク島など海の方から海岸線を見ればよく判るが、ビーチの後ろはごく低い山地になっている。
 山の中に入るとカソワリーに注意の看板が目立つようになる。
 ミッションビーチ周辺はカソワリーの故郷とも呼ばれ、この世界で三番目に大きく、もしかしたら世界で一番派手な鳥が生息していることでも知られる。
 そうは言っても日常的に目撃されているわけではない。沖縄のヤンバルクイナほどでは無いにしても、リゾートに遊びに来た観光客が目にする機会はかなり少ないらしい。

 この山と森を越えればミッションビーチだ。
 パパはもう待ちきれない様子。
 エル・アリッシュ・ミッションビーチ・ロードからアクセスすると、一昨年みんなで歩いたレーシークリーク・ウォーキングトラックの入り口など過ぎて、カソワリードライブという道とぶつかる。
 直進すればミッションビーチに着くが、ウォンガリング・ビーチやサウス・ミッションビーチはもう少し左に進まなくてはならない。
 カソワリー・ドライブは、そのままウォンガリング・ビーチのショッピングセンターの前まで続いている。
 ウォンガリングビーチのショッピングセンターはミッションビーチ・リゾート・ショッピング・ビレッジという名前で、見上げるほどに巨大なカソワリーの像が目印だ。


■左上 さとうきび畑の続く景色 ■右上 モーリリアンのシュガーインダストリー・ミュージアム(砂糖博物館)
■左下 ミッションビーチまでは一山越える ■右下 この辺りには野生のカソワリーが住んでいる



 あまり時間がないので既に道々、必要なものをリストアップしていた。
 パンに肉に野菜、あとミルクと。
 パパはサーモンスライスも買っていて、これはなかなか正解だった。
 そうそう、卵も。
 いくつか種類があったけどちょっと高めでもYAMAGISHIさんのハッピーエッグを買った。イニスフェイルに美味しい卵を作る日本人養鶏家がいると聞いたことがあるから。


ウォンガリングビーチのショッピングプラザとそこで買い出した食料





4-22ロラリーとの再会へ続く


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