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** ケアンズと森とビーチの休日 **

7.レーベンスホーの風車群




 




 ミラミラの周辺は緑色のパッチワークさながら牧草地帯が広がる。
 今日もとても良い天気で、ドライブには最高だ。
 インノット方面に向かうならミラミラの町には入らない。手前のハイウェイに突き当たったところを内陸の方へ曲がる。
 曲がってすぐにルックアウトはこちらの表示を見つける。これはミラミラルックアウトなので今回は寄り道しないことにした。

 ルックアウトを過ぎて道なりに走っていくと、三叉路に出る。右に行けばアサートンやハーバートン。左に行けばレイベンスホーやインノット
 今の時間は11時40分。
 左に曲がる。ここから先はまだ知らない道。




 さてレーベンスホーというのはアサートン高原の中でも最も南西にある町だ。
 ここはアウトバックの入り口になっていて、レーベンスホーから内陸部の1号線を西へ西へと向かうと、インノットを過ぎた後マウント・ガーネット、マウント・サプライズを越して、道はヨーク岬半島の根元を横断するような形でジョージタウン、さらにはノーマントンまで続く。とても普通車で気軽に行かれるような道ではない。
 マウント・ガーネットとマウントサプライズの間にはアンダラ・ラバチューブという溶岩の洞窟がありケアンズからのツアーも行われている(但し日帰りは無理だ)。
 レーベンスホーの見所は、ウィンディヒル・ウィンドファームと蒸気機関車。
 蒸気機関車はすぐお隣のTumoulinという集落まで走っていてこの鉄道はクイーンズランドで最も高所にある鉄道らしい。
 ちなみにレーベンスホー自体がクイーンズランドで最も高所にある町だ。標高はおよそ920m。
 蒸気機関車を見る余裕は無いと思ったが、ウィンドファームはドライブしているだけで見えると思っていた。
 ウィンドファームというのは風力発電のための風車群だ。
 ケネディハイウェイからアクセスすると、レーベンスホーの手前で風の丘が見えてくる。
 緩いアップダウンの後、背の高い白い風車が見えてくる。
 近づいてみると長閑な緑の丘にいくつもいくつも風車が並んでいる様子が分かる。
 物凄く違和感がある。
 風車はオランダにあるような昔ながらのタイプではなく細い三つの羽が取り付けられたシンプルなタイプだ。
 のんびり牛が草を食む牧歌的光景の中に林立する近未来的な風車。
 なんて面白い取り合わせ。

 だけどケネディハイウェイからだとなかなかいい感じに風車が並ばない。
 並んだと思うと横向きだったり後ろ向きだったり。
 いい感じにカメラのフレームに収めるのは難しい。
 帰りには旧道を通ってみよう。



風力発電を行っているレーベンスホーのウィンディヒル・ウィンドファーム





4-8ここはアウトバックの入り口へ続く


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