ケアンズぷらすケアンズぷらす > 子連れ旅行記 ケアンズの南を目指せ > 6-10.カソワリーにもフィーディング

ケアンズの南を目指せ **ビーチ&ファームステイ**

10.カソワリーにもフィーディング




 淡々と恐怖のフィーディングは続いていたが、カナとレナはもうワニはいいようだった。
 ツアーの列を離れ、入り口のそばまで戻ると、右手に鳥小屋が見えた。
 鳥小屋といっても小さいものではなく、広い敷地を金網で囲ってあるもの。
 中には適当に小鳥から水鳥、エミューまでいるらしい。
 柵の周りを歩いて、端まで来ると、あれ?
 「クジャクだ・・・」
 雌のクジャクが低い枝にとまっている。
 柵の中ではない。
 柵の外・・・。
 なんで?
 よく見ると、柵には大きな穴が開いていて、そこからクジャクは出てきたようだ。
 何だかこの柵、あんまり意味がないような。
 クジャクの雄は柵の中にいる。雌だけ勝手に出入りしているようだ。
 柵の中を覗くと真っ青な首のカソワリーが近づいてきた。
 流石にカソワリーは体が大きいので穴から外には出られない様子。
 「カソワリーがいたよ」とカナとレナを呼ぶと、レナはいきなり手に持っていたカンガルー用のパンをちぎって柵の中に投げた。
 すると、なんとカソワリーが寄ってきてパンを食べるではないか。
 思わず笑っちゃった。
 ここはカソワリーもパンが主食かい・・・。
 カナもレナもミッションビーチでカソワリーには会っていないが、ここで思う存分カソワリーの餌付けをしてしまった。
 お腹が空いていたのかカソワリーは、カンガルーよりよほどパンを食べてくれた。 


 
何故か金網の破れ目から脱走中のクジャク(雌)

野生には出会えなかったが、ここで会えたカソワリー
奥にはクジャクの雄も

カソワリーに餌やり中・・・





6-11.情けは人のためならず


ケアンズの南を目指せ目次 | ケアンズぷらすHOME