7.これがホントのカウガール?
再び母屋のある丘に戻ると、今度は農機具など見せてもらった。
そして、初日にミルクをあげたホルスタインの子牛の所に来て、
「カウガール!」
なんとカナやレナを子牛に乗せてくれた。
牛もまだ小さいし、馴れていない我が家の子供たちでは上手く乗ることなんてできない。
ディヴィッドが両脇を支えてくれて、なんとか。
ロッキーも手伝ってくれた。
社交的なシンディに比べると、ディヴィッドという方、話せばフレンドリーでよくしゃべるのだが、最初の固そうな印象や、用事を終えるといつもさっと消えてしまう辺り、もしかしたらかなりシャイな人なんではないかと思われる。
そして無類の子供好き。
セイラやロッキーはもちろん、我が家の二人を見つめているときもその嬉しそうなこと。いつも目を細めて子供たちを見ている。