ケアンズぷらすケアンズぷらす > 子連れ旅行記 ケアンズの南を目指せ > 3-7.ウナギもウォータードラゴンも

ケアンズの南を目指せ **ビーチ&ファームステイ**

7.ウナギもウォータードラゴンも




 このクルーズは湖の景観を楽しむとともに、ここに棲む様々な動植物を見せてくれる。小さな湖だが、45分と十分な時間がとられている。
 何か珍しい生物を見つけると、船を停めて舳先に立たせてくれる。
 今度はウナギだった。
 ウナギといえば普通は海で生まれるとされる。
 驚く無かれ、ここのウナギは海から滝登りをしてやってくるというのだ。
 バリン湖は海抜710メートル。
 本当に?
 そして10~15年を湖で過ごした後、再び海に戻り産卵するという。
 実際にウナギのライフサイクルには未だ謎が多いとされているが、海からはるばるこんな高地までやってきて10年以上も過ごすというのも何だか不思議だ。
 髭の船長がウナギのいる湖面にばらばらと餌を撒いたら、また先ほどの亀が沢山寄ってきた。

 最後はウォータードラゴン(水トカゲ)。
 もう時間が無くなったのかあまり近くまでは寄らなかったが、あそこにいると指さされた先を見れば、岸辺の枯れ木の上に確かにドラゴンの姿が。
 しましまのしっぽが子供たちにもちゃんと見えたらしい。
 「ドラゴン、いたいた」 


このクルーズはロマンティックに湖遊覧というより、野生の生き物探しみたいなところがあり、子連れにお勧め

上のバリン湖のウナギ、左噛み付き亀

上のブラッシュターキーを見ると、思わず「ジュラシックパーク?」とか思っちゃう

左遠くにウォータードラゴン・・・よく見えないのでこれも拡大してみた(下の画像)


 ほぼ湖岸を一周して、元のティーハウスまで戻ってきたら、ティーハウスのテラスから何人も身を乗り出しているのが見えた。
 何が見えるんだろう。
 「水鳥じゃない?」とパパ。
 パンくずでも撒いたのかも。
 今になって雨が上がってきた。
 でも青空はほとんど見られない。
 イーチャム湖とは違って、バリン湖の印象は灰色一色。


バリン湖ティーハウスまで戻ってきた
さあ、ランチにしよう





3-8.バリン湖のデボンシャーティー


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