ポートダグラス楽園日誌2004 7-6


6.ロリキート、どうかジャムを食べて

 少しジャムを食べてくれたが、すぐに飛んでいってしまった。
 カナはまだ欲求不満のようだ。
 いくら待っても去年のようにテーブルには来てくれない。
 今回も中央のテーブルではロリキートが飛んできて、ジャムを食べたり肩に飛び乗ったりしていたから、自分の席にロリキートが来てくれるかどうかは運次第のようだ。
 さっきのRed-tailed Black-Cockatooが近くのロープにとまったがこちらはジャムにはあまり興味がないよう。

 再び中央の止まり木にロリキートが数羽戻ってきた。
 もう一度カナはジャムを手に、とんでいく。
 止まり木のてっぺんにとまっているから届かない。
 知らないおばさんがカナを抱っこしてくれた。それでも届かない。
 どうしてもロリキートが振り向いてくれないのでついにカナも諦めた。


白っぽい斑点のある黒い鳥はRed-tailed Black-Cockatooの雌

ビュッフェから取ってきた果物。ちなみに一番手前に移っている白い果肉がカスタードアップル
カナが必死で腕を伸ばしているのを見て、知らないおばさんがカナを抱っこしてくれた


 諦めてテーブルで大人しく食べていると、ぎゃあぎゃあと喧しい鳴き声が頭上を通過する。
 またロリキートの群がレストランに戻ってきたのだ。
 今度は止まり木ではなく、すぐ近くの塀の上にとまっている。これはチャンスだ。
 カナとレナはめいめいジャムを手に持って、早速塀に向かった。
 他の子供たちもみんな手に手にジャムを持って、塀の側に集まってくる。

 やっとカナもレナも悔いが無くなるまでロリキートに餌付けができた。


レインフォレストハビタットのレストランには他にも鳥たちが来るし、身を乗り出せばウェットランドの鳥たちも見える




7-7.Glasslandsへ続く


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