ポートダグラス楽園日誌2004 7-2


2.オレンジ・フッテッド・スクラブフォウル見つけた

 速攻で身支度を済ませ、カメラを手に飛び出すと、もう子供たちの姿は無い。
 私をおいてフォーマイルビーチまで行ってしまったのだろうか。
 冷たすぎる~と思ったら、ヴィラの敷地内にいた。
 鳥を探していたという。

 夜明けの道をビーチへ。
 リッジスリーフリゾート・ポートダグラスはホテル棟とヴィラ棟と別々に入り口がある。私たちのヴィラはちょうどヴィラ棟の出入り口のすぐ横だった。
 出るとすぐ、ポートダグラスの半島を貫くポートダグラスロードだ。
 この道を渡り、ちょっと歩くとビーチへの近道がある。
 細い、人一人通るのがやっとの小径。
 両側は小さなレインフォレスト。
 先を歩いていたカナとパパが、オレンジフッテッドスクラブフォウルを見つけた。二羽いる。
 オレンジフッテッドスクラブフォウルはカナの大好きな鳥。
 大きさは45センチぐらい。焦げ茶色でオレンジ色の足。
 オーストラリアの北部海沿いにしか生息していない。
 地熱で卵を温める珍しい鳥で、ケアンズ周辺では人家の側でもよく見かける。

 見つけた二羽はしきりと足で地面を掘っていたが、カナたちが近づくとばさばさと飛んで逃げてしまった。


仲良くお砂場道具を手に、道を歩くカナとレナ
リッジスからフォーマイルビーチまでは、歩いて行かれる近道があるのだ
ポートダグラスロードからビーチへ入る小径、このちょっとしたレインフォレストには、夜明け頃には必ずこのオレンジフッテッドスクラブフォウルがうろうろしている。


 ビーチの手前で道は砂地になる。
 ちょうど木の幹に真っ赤な朝日が当たっているのが見えた。
 夜明けだ。
 コーラルシーから日が昇る。


あと数歩で視界が開けてビーチ・・・
昇りかけた朝日が木の幹にあたって赤く輝いている ほら、朝焼けのフォーマイルビーチが見えてきた・・・




7-3.フォーマイルビーチに朝日が昇るへ続く


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