ポートダグラス楽園日誌2004 2-5


5.モスマン渓谷

 12時、ポートダグラスを出て、ハイウェイをケアンズとは逆方向へ。
 15分で次の町、モスマンに着く。ここからさらに直進すれば、やがて橋のない川ディンツリーリバーを渡り、熱帯雨林と珊瑚礁の出会う場所、ケープトリビュレーションに至る。
 けれど今回はモスマンで山側へ入ってみよう。
 ここにはモスマン渓谷がある。意外にもモスマン渓谷にはまだ行ったことがなかった。遊歩道や泳げる清流があるということは知っていたが、子供の喜ぶようなところなのか、駐車場はどのくらいの規模なのか、まるで判らなかった。

 モスマンはごく小さな田舎町で、ポートダグラスからほぼ直進、両側に並ぶ背の高いサトウキビの畑を見ながらハイウェイを走り、ぱらぱら民家があるなと思えばもうそこが入り口だ。
 左手にウールワースが見えたら左折する。
 ちょうどサトウキビ運搬列車の線路も同じように左へ折れている。
 途中、サトウキビを積む古びた黄色いコンテナ車が連なっているのが見えた。


ポートダグラス-モスマン間の道は、どこまでもサトウキビ畑が続く。
収穫期なのか、サトウキビを積むコンテナもときどき・・・
モスマン渓谷へ向かう道は不穏な雲が垂れ込めていた


 道は途中から細くなるが全面舗装路。さとうきび畑が終わるといつの間にか辺りの景色は熱帯雨林。覆い被さるように緑が深くなる。
 7キロほど行くと、道の両側にずらりと路上駐車している車たち。
 ここは駐車場が無いのだろうか・・・。
 心配しながら先を進むと、そんなことは無かった。ちゃんと駐車場があり、満車に近かったが多少は空いたスペースもあった。
 それにしてもモスマン渓谷、人気なんだなぁ。


路上駐車が激しいが、この先にちゃんと駐車場もある。
日本人は少ないが、この辺りでは人気の観光地らしい。

道に沿って、左側にずっと太いパイプが通っていた。モスマン渓谷の水をどこかに運んでいるのだろうか・・・




2-6.モスマンの散策路と清流へ続く


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