子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度はぬるめの浴槽あり
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
もともと旧早川北中学校という学校の木造校舎を利用した宿泊施設、研修・体験施設、そして温泉施設。学校などの団体利用が多そう。ペットと泊まれるコテージなんかもある。
「南アルプス生態邑」「光源の里温泉」「ヘルシー美里」って言うこの施設の名前が既に違和感。なんか宗教施設か老人福祉施設みたいじゃんか。でもこれが町営施設なんだよ。どうしてこんな名前をつけたんだ!?
館内は本当に学校っぽい。さもなければロビー辺りは児童館のような。廊下や階段も何か懐かしい。教室のドアの上には1年5組と掛かれた札も。
浴室棟は母屋をいったん離れて渡り廊下を進んでいく。裏手に建つ独立したコテージのような建物がそうだ。
脱衣所には貴金属を見につけて入ると変色しますという張り紙や、「じゃらん」の泉質自慢5位に選ばれたというパウチが貼られている。へー、意外とメジャーどころにアピールしているんだ。
浴室は広くは無いがとても綺麗。浴槽は二つで、右が大きく左が小さい。大きい方はあったかく、小さい方は冷た目のお湯が入っていた。浴室内には甘いゆでたまご臭が漂っている。
大きい方は上澄みは透明に見えるが、近づいてみると少し白濁していて青っぽい。湯口からは最初バシャバシャ水のような物が出ていて、その後沈黙、さらに沈黙の後に熱いお湯が出始めた。味はゆで卵に塩と苦味を足したみたい。
ふだんはもっとにゅるにゅるするお湯らしいが、この日はほとんどしなかった。休日でなまっているせいかも。
一方、小さい浴槽のお湯に関しては、後から来た地元の人が「足の裏が黒くなるお湯」って言っていた。確かに入って自分の足の裏をチェックしてみると、まるで薄汚れたように黒っぽくなっていた。黒い析出物がはがれたような湯の花もある。
やませみ師匠がヘルシー美里のお湯は変なお湯だって言う。たぶんお湯の色も日によって変わりそう。いわゆる五色の湯とか言われるタイプ。
湯上りはすべすべしっとりで汗が止まらない。ぬるーい方にじっくり入っていたのに、なんでこんなに温まるのかもよくわからない。