子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ お湯はぬるめ
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベッド代わりのベンチあり
川棚温泉 小天狗の温泉動画【15秒】
川棚温泉 小天狗 体験レポート
川棚温泉 小天狗の外観と入口の暖簾
川棚温泉には旅館小天狗と、小天狗さんろじの二軒がある。
立ち寄り入浴を考えていたのは「さんろじ」じゃ無い方の「旅館小天狗」。
ちなみに小天狗さんろじは宿泊も検討したんだけど、全館禁煙なのね。
私はむしろ禁煙の方が嬉しいくらいだけど、夫がヘビースモーカーだから諦めた。
川棚温泉は温泉地と言っても民家が点在する田舎の住宅地といった雰囲気。
カーナビを確認して、ちょっと戻って道を曲がって、それで見つけた小天狗は思っていたよりずっと洒落た感じのお宿だった。
白い暖簾が初夏の日差しに映える。
鉢植えの紫陽花や玄関の生花がきちっと手入れされている。
館内も広くは無いが真新しく明るい。
勝手に鄙び系の施設をイメージしていたけど全然違った。
川棚温泉 小天狗の館内と脱衣所
初めて来た山口県で最初に入る温泉だと思うとドキドキしちゃう。
どんなところだろう。
脱衣所に入ると浴室からカコーンと桶を使う音が聞こえてきた。誰か先客がいるみたい。連泊しているお客さんだろうか？
浴室に入った時、印象的に思ったのはモダンなデザインだった。
それほど広くは無いと思うのだが、浴室と露天風呂と隔てるガラスの引き戸が開け放たれて続き間になっている作りは好きだ。
川棚温泉 小天狗の内湯と市松模様の壁。内湯の画像はクリックで拡大。
露天風呂は黒御影の縁を使った長方形のもので、ちょっとした鉢物が置いてあるので見晴らしは無いものの箱庭で入浴しているような雰囲気がある。
露天風呂以上に洒落ているのは内風呂だ。
楕円形のタイル張りの浴槽。小さ目の青いタイルは南欧リゾート風。
壁もタイルでこちらはスタイリッシュな白黒の市松模様。一部はレンガ調。
ただしこれらは女湯の話で、後で聞いたら男湯は内湯も普通の四角いものだったそうだ。
川棚温泉 小天狗の露天風呂。露天風呂から内湯を見ている画像はクリックで拡大。
お湯は無色透明。
露天風呂の日の当たる所では粉のような湯の花も見える。これら湯の花は表面に浮いているのではなく湯中に漂っている。
においはほんのりと何というでも無く。
温度は適温。湯口からその温度なので普通に触れる。飲んでみるとうす甘い塩味。ただしごく淡い。
温まり方は変な感じ。そんなに熱くないのに熱が逃げず、体の温度調節機能が壊れたみたいになる。これが放射能泉というものだろうか。長くは入っていられないので、上がって涼んでも冷えない。
肌触りはきしつきが強く、ぎっしぎしと滑らない感じだった。
再び内湯の画像
いつの間にか先客は上がってしまった。
露天風呂もいいけどやっぱり内湯がいいみたい。
タイルの縁に腕を掛けて、その上に頭をのせて、晴れた午後にこの洒落た浴室を独占している時間を楽しんだ。
この温泉を訪問した時の旅行記
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