子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質★☆☆☆☆ 露天は広くてまあまあ浅い、泉質は刺激あり
- 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★★★★★
子連れ家族のための温泉ポイント
蔵王温泉を代表するお風呂といえば「蔵王温泉 大露天風呂」。冬はお休み。だからスキーシーズンに蔵王に来ても入れない。春~秋のお楽しみ。
男湯と女湯は源泉が違うが男女の入れ替えは行っていない。そりゃそうだ。行ってみればわかるけど手前にある男湯は通路から一部が見えてしまう。
蔵王温泉 大露天風呂 - Spherical Image - RICOH THETA蔵王温泉 大露天風呂(男湯)の360度画像
源泉が違うと言ってもどれもお風呂からすぐのところで湧いていて泉質に大きな違いはない。鮮度は申し分なし。温度もだいたい40~53度ぐらい。源泉同士を混合させたり湯量を調節すればそのまま入れる温度なので加水もなし。
女湯の露天風呂からは女湯の源泉湧出場所も見える。本当にすぐ近くで湧いているのだ。使われている源泉以外にも川のあちこちから湯気が上がっている。このあたり一帯がまるまる温泉地帯。
男湯女湯ともに巨大な浴槽は2つに分けてあり、それぞれ上流が42~43度、下流が40度程度に調節してある。男湯の下流側はもうすぐ横が川で、昔はお風呂から川に入っちゃう人がいたよ、いやいや今も時々いるよなんて聞く。まじワイルド!
女湯の下流側は建物の下に潜りこむようになっている。頭上は簡易休憩室の床にあたる。屋根付きみたいなものだから、日焼けしたくない時や雨の日には男湯よりいいかも。
お湯は酸っぱいにおいに鮮度の良い硫化水素臭、さらにアルミニウム。味は歯が溶けそうに酸っぱ渋くめちゃめちゃ味が濃い。思わず顔をしかめちゃう。手触りは肌が溶けてているかのようなぬるりとしたところも。非常に温泉らしい温泉だ。
色も綺麗なミルキーブルーの濁り湯で、ところどころに粉状の白い湯の花。入った時は濁りはそんなに強くなく、うっすらと足の方は見えていた。
立ち上る硫化水素を吸うだけで湯あたりしちゃう人もいるとか。ロケーションといいお湯といいまさに一級品の露天風呂。野生のカモシカが遊びに来ることもあるってよ。
以下は2001年に子連れで入った時の記録
蔵王の大露天風呂といえば、冬はスキー場から丸見えというので有名ですね。
もちろん冬季はお休みですから見えても問題ありませんが。
やっぱり大自然の中のお風呂は気持ちいいです。木々に囲まれて空を見上げながら…。
女湯も熱い湯と普通の湯は、男湯のように豪快に湯船がありますが、ぬるめの浴槽は休憩室の下になっていて面白い作りです。
何しろ蔵王といえば、泉質がきついので、赤ちゃんには辛いかな。うちの娘達は入っていましたが。
ただ、三歳の長女は、同じ大自然の露天風呂でも、伊香保温泉露天風呂の方がお気に入りのようで、こちらはさっさと上がってしまいました。一歳の次女は、男湯の浅瀬でぱしゃぱしゃ遊んでいたようです。