赤倉温泉 悠湯の宿 湯澤屋

長期滞在プランもある旅館

  • 所在地 山形県最上郡最上町富澤854-1 TEL 0233-45-2201
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム―硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:湯澤屋1号源泉、ナトリウム・カルシウム―硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:湯澤屋2号源泉
  • 入浴料 大人500円
  • 日帰り入浴受付時間 10:00~15:00
  • 設備等 男女別内湯(貸切利用させてくれることも)
  • 公式サイトURL http://yuzawaya.cocot.jp/
[2022年7月のデータ ただし入浴料・日帰り入浴時間等は2023年10月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆  泉質★★★★☆ 温度は適温
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッド代わりになるソファーあり

赤倉温泉 悠湯の宿 湯澤屋 体験レポート

赤倉温泉 湯澤屋の外観
赤倉温泉 湯澤屋の外観、どこか竜宮城みがある

この外観を見て、古って思うか、かっこいい!と思うかで評価が変わる宿だと思う。

赤倉温泉 湯澤屋の玄関への階段
えっ、これが玄関入口?この赤い円形の下に降りていくの?

駐車場の場所が分かりにくく、ようやく見つけて停めた後、入口へ降りる螺旋階段を見て「マジかよ!?」って思った。

湯澤屋の螺旋階段
右に見える螺旋階段が下りてきた階段

いいね、こういうの。最初はこの階段にびっくりしたけど、駐車場は2階の位置にあって、1階の玄関までショートカットしようと思ったらこれなのね。

赤倉温泉 湯澤屋のロビー
湯澤屋のロビー

レトロ感漂う玄関入って、地下通路を通って浴室へ。この通路がまた天井が低くて、ちょっとじめじめしている。そして通路の途中にオンドル部屋みたいなものもある。とにかく建物の古さが何とも言えず渋く魅力的。

赤倉温泉 湯澤屋の地下通路
天井の低い地下通路

お風呂は芭蕉の湯ともう一つ、2階に小さめの浴室があり、本来は男女入れ替えで使っているもよう。立ち寄り時は他にお客さんがいなかったことから、広い芭蕉の湯を貸切にしていただいた。贅沢。

赤倉温泉 湯澤屋の芭蕉の湯の暖簾
芭蕉の湯の暖簾
貸切札
貸切にさせていただく

源泉は2本あって、冬以外は1本のみ使用とのこと。冬は融雪にも温泉を使うため、必要量が多いので2本の源泉を両方使っているそうだ。すると今は夏だから1本のみということになる。

湯澤屋の脱衣所
脱衣所

お風呂は湯気が充満していてミストサウナのようになっていた。

芭蕉の湯の浴室
広い芭蕉の湯の浴室

大きな石燈籠があったり、シャンプーが大量に置いてあったりと個性的。浴槽は大きいものの隣に、もう一つ小さいものがあるが、小さい方は使用不可と書いてある。何でも熱くなりすぎるので(浴槽サイズに対して投入量が多い?)、使用をやめてしまったそうだ。

湯澤屋のシャンプーバー?
シャンプーバー?

温度は41.3度ときもちぬるめ。お湯は無色透明に見える。

芭蕉の湯の浴槽
大きい浴槽の左に小さい浴槽?みたいなものがある
使用不可の看板

淡いがしっかり感じられる甘いにおい。肌触りはギシッと滑らず止まるが、しっとりと吸い付くよう。ぬれた状態で滑らせるとよく滑るが。

湯澤屋の温泉
貸切で使うには広すぎるほど、そしてお湯もどんどん掛け流されていく
赤倉温泉 湯澤屋の洗い場
洗い場

ミストサウナみたいに蒸気がこもっているせいか、すぐに温まり汗が引かない。湯上りの指先は感動的なほどつるつるする。

赤倉温泉 湯澤屋の湯口
湯口

ところで浴槽の中に「源泉第一号」と彫られた石があって、女将さんが言うにはその下で一号源泉が自噴しているとのこと。

湯澤屋の一号源泉
湯口も付いてないし、これなんだろうと思ったら、この下で一号源泉が自噴しているらしい

自噴なので震災時もお湯が止まることはなく、お風呂に入れなかった大勢の人が入りに来たそうだ。ただし電気は止まってしまったので、このときは2階にある小さい方の浴室にはお湯を送ることができなかったそう。

湯澤屋の析出物
析出物にも目が行く

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