月山志津温泉旅館仙台屋

子連れ家族のための温泉ポイント

月山志津温泉旅館仙台屋体験レポート

豪雪地帯全国裏ボスと言われる月山志津温泉に行こうぜって言って車を走らせたまではいいんだけど、マジで途中で何度かホワイトアウトした。道が二手に分かれて、両方同じところに通じているんだけど、ちょうど左手が（たぶん）開けて遮るものが無くなった時、雪と風ですごいことになった。

月山志津温泉の冬のイベント「雪旅籠の灯り」用に作られた雪の旅籠

遭難するんじゃないかと怖かったよ、ヤバかった。

で、なんとか雪深い月山志津温泉に着いたんだけど、その先何も考えていなかった。

清水屋旅館の駐車場の雪

たまたま目に着いた「清水屋旅館」というところで日帰り入浴できるか聞いてみたら、うちはやっていないけど向かいの「仙台屋」さんならやっているかも、ということで、やってきた「仙台屋」。

旅館仙台屋の外観

外観は民宿と旅館の間ぐらいな感じ？入口にカフェの案内が出ている。コーヒー、ケーキ、ジェラートなどが食べられるよう。湯上りに良さそう。けっこう洒落てる？

館内

お風呂は男女別の内湯のみ。浴室の作りもシンプルながら、非常に綺麗。この綺麗というのはロビーや脱衣所にも言えるけど、まだそこそこ新しそうで綺麗。スタイリッシュ。

浴室の暖簾

脱衣所

お湯は塩化物泉で透明だけど、もしかしたら少し青っぽいかも。30度弱のぬるい源泉を加水加温循環していて、加水の理由を「源泉の濃度が極めて高いため」としているのは少し残念。量が貴重なので増やしたいのはわかる。

浴室

塩素消毒臭が少しだけして、しっとりぎっちりの肌触り。湯口は析出物ができて、黒い湯の花がたまに見つかる。

湯口

洗い場

脱衣所に山水の飲用水があって、これがとても美味しい。湯上がりの体のすみずみまでしみわたる。

山の水道水

館内に飾られる月山和紙の灯り

月山和紙の作品は、旅館のお嬢さん清野真由美さんのアート作品でもある

湯上がりはカフェでジェラートをいただいた。このジェラートが映える。可愛い。若女将もとても親切。ロビーや廊下に飾られた和紙の灯りも素敵で、きっと泊まっても居心地が良さそう。

カフェでもあるロビー

カフェ「雪のあかり」のジェラート