蔵王温泉湯の宿伊藤屋

子連れ家族のための温泉ポイント

蔵王温泉湯の宿伊藤屋体験レポート

前を通るたびに気になっていたのよね、旅館「伊藤屋」。

場所は蔵王温泉の共同浴場下湯の向かいで、木の縦の看板の左に「豊富な温泉　宿泊・休憩」「入浴だけでもできます」、下に「温泉入浴のみできます　伊藤屋」、右に「高湯源泉掛け流し　温泉入浴のみできます」「日帰り湯」「シャワーOK　上がり湯OK」…もうどんだけ入浴させたいんだ？？？絶対素通り許さないマンか？

これがその看板ですよ、看板多すぎ！

それに旅館だからシャンプーやボディーソープが備え付けで、ドライヤーも置いてあるかもしれない。そんなことを考えて寄ってみた。これは正解。全部備え付けがあったので、入浴料を考えると格安。

伊藤屋の外観

「伊藤屋」の外観は、スキー場の周囲に多い小型の旅館または民宿的な雰囲気。そして中は暗い。電気ついてんの？というかやってるのか心配になる暗さ。

心配にはなったが声を掛けたらすぐに奥から女将さんが出てきた。今から日帰り入浴大丈夫？OK？良かったー。

突然の英語!?

浴室は男女別の内湯のみで、源泉は向かいの下湯とまったく同じ。まったく同じだが加水はしていないとのこと。だから下湯と同じ源泉のもっと濃いやつに入れると思ったらいいかもしれない。

女将さんは「熱いかもしれない」と言っていたが、浴槽の上の方ばかり熱く下はぬるかったので、かき混ぜればそれだけで適温になった。ちょいと計ってみたら43.5度だった。

細かい粉状の湯の花がお湯の表面にマーブル模様を描く。金属臭と酸っぱいにおいが強い。

共同浴場もいいけど旅館の立ち寄りもなかなか穴場でいいよねぇ。ほどよくコンパクトな湯舟を独占して思う。