海老鶴温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

海老鶴温泉体験レポート

脱衣所のイスに「生じり禁止」の張り紙があるのに笑った。この辺りは意外とありそうで掛け流しが少ないのよと女将さん。周辺には天童温泉やさくらんぼ東根温泉や寒河江温泉があるけれど、ここは一軒ぽつんとある温泉だから穴場っぽい雰囲気。

海老鶴温泉の外観

ぬるめの1号源泉とあつめの2号源泉があり、それぞれ別々の浴槽に注いでいるが、この日はたまたま両方とも44度ぐらいだった。ということは、2号源泉はいつもはもっと熱い？

2つの浴槽があり、写真手前が1号源泉、奥が2号源泉

すると1号泉はぬるめといっても基本的に44度ぐらいあることになる。私は大丈夫だけど人によっては44度でも熱いと思ったりして。

お湯の色は薄黄色で、黒い湯の花も

源泉掛け流しで、お湯の色はどちらも薄黄色だが、2号の方が少し色が濃い。1号は湯口にネットを掛けて湯の花を回収している。湯口からはほんのり金属臭。桶に取ると黒い粒状の湯の花が少し。

2号はするするすべすべする肌触りがはっきりして、揮発してくるようなにおい。湯口では硫黄臭あり。1号と2号といろいろ違って楽しい。

2号源泉の湯口

2号が滑るので、その後1号に入りなおすとこちらも滑り出す。不思議。

カランとケロリン桶

ロビーでは飲泉も可能。飲泉できるのは2号泉の方だ。湯上がりには女将さんとお話しする。とてもフレンドリーで話し上手な方だった。

海老鶴温泉の飲泉所

宿泊は今は休止しているけど、いずれは再開したいと思っているとのこと。以前のような家庭料理の食事付きは難しくても、素泊まりならなんとかなるんじゃないかと。

飲泉所のあるロビー

湯上がりはものすごく温まり、その温まり度は今回の山形県旅行で一番のレベル。外は雪なのに汗が止まらない。

外の駐車場は融雪のためにホースから温泉を流していて、駐車場からも湯気が上がっている。ホースの上に車を停めるのは禁止だが、近くに停めておいただけでも車の雪が解けてくれた。人間だけじゃなくて車も温泉効果で綺麗になったね。

駐車場の消雪用の温泉