子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★★☆ 湯温は行幸湯より鉱湯の方がぬるいというがそれでも赤ちゃんには熱い
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 外観など外湯らしい雰囲気
子連れ家族のための温泉ポイント
有馬温泉、道後温泉と並び日本三古湯と呼ばれる南紀白浜の白浜温泉には気軽に立ち寄れる外湯がいくつかあるが、ここ牟婁の湯はその中でも湯崎温泉街から近く外観も雰囲気がある。
白浜温泉には何種類かの源泉があり、牟婁の湯ではいっぺんに二種類楽しむことができる。行幸湯(みゆきゆ)と、鉱湯(まぶゆ)だ。このうち行幸湯は波打ち際の絶景露天風呂崎の湯と同じ源泉だ。
遠浅が続く美しいビーチ白良浜で海水浴をしたあと、一歳の娘のベビーカーを押して牟婁の湯に入りに来た。
ここは海のすぐ傍だが、道を隔てているので浴室からは海は見えない。
昔ながらの雰囲気を残す帳場で料金を払い、浴室へ。
夏なので海水浴上がりの客が大勢入っていてどんなに混んでいるかと思えば、意外にも地元の方が数人入っているだけで良い雰囲気だった。
お湯はかなり熱い。二つの浴槽のうち、ぬるい方でも赤ちゃん連れで入るには相当躊躇する。考えてみれば行幸湯は源泉83度、鉱湯でさえ75度あるのだから、どっちも熱いに決まっているのだが。
開け放した窓からは、木の根がぐねぐねと這う切り立った斜面のみで何も景色は見えないが、これここれでなかなか風情がある。
なんとなくもうひとつ入ってみたい気がして、牟婁の湯を上がった後はその足で崎の湯へ向かってしまった。